第105回医師国家試験 桜咲く
とっておきの、嬉しい知らせ。
次女が、6年間の苦学の末、第105回医師国家試験に合格しました。
学費や生活費など自分でまかなうために、アルバイトにも精を出し、
ボランティアや課外活動にも力を入れ、
同学年の友人たちだけでなく、教授や関係団体の方々とも有意義な人間関係をつくり、
それらをきちんと学業と両立させた次女。
我が娘ながら、ほんとうによく頑張りました。
本人曰く、試験の出来はよくなかったとのことで、多少心配はしましたが、
ふたを開けて見れば、結果も上々、言うことなしです。
試験は2月の12・13・14日に行われたのですが、
家具屋姫は、2月1日から毎日、お百度参りのごとく、お墓参りをして、お題目を108回唱えて、
次女の頑張りへの力添えを祈ってきました。
そして今日、次女と一緒に、ご先祖さま方々にお礼参りをしてきました。
よい報告ができるのは、本人の努力と、現世の方々の力強い応援だけでなく、
彼岸からのあたたかい見守りがあるおかげだと思っています。
実は次女の学舎は、今回の東北関東大震災の被災地エリアにあり、
卒業式や謝恩会などもすべて中止になりました。
次女にとっては第二の故郷が大変な状況にあることはかなりの気がかりな様子で、
家具屋姫も諸手をあげて喜ぶ心境にはなりませんが、
とにかく、これで次女も一人前の医師の道を歩き出すことになり、
彼女自身の目標や夢に、また、ぐんぐん近づくことができます。
桜の季節にはまだすこし早いですが、
家具屋姫にとっては春満開を告げる、うれしいうれしい知らせです。