前回のブログで、横山和生騎手の漢字を間違えてしまいました。
お詫び申し上げます。
天皇賞・春は、その横山和生騎手が勝利。
「横山」を「田」グループに無理矢理分類すると、今週も「田」のつく騎手が熱い!
ということで、まずはNHKマイルの想定騎手をチェック。
横山和→オタルエバー
坂井瑠星→キングエルメス
福永→セリフォス
横山武→ソネットフレーズ
鮫島→ソリタリオ
川田→ダノンスコーピオン
吉田隼→ダンテスヴュー
大野→フォラブリューテ
横山父→マテンロウオリオン
※馬名あいうえお順
※黄色マークは一週前追い切りで特に気になった子
愛と信頼の鮫島君もいるな。
ソリタリオは一週前追い切りの映像はなかったけど、見栄えがグンとよくなっており、強敵相手にどこまで戦えるか、楽しみです。
っていうか、今回のフォトパは比較写真のある子はどの子も成長が見られ、初登場の馬もこれまたよい。
とりあえず4頭に○つけて、全頭の感想まいります。
【NHKマイルC】
アルーリングウェイ、インダストリア、キングエルメス、ジャングロ、セリフォス、ソリタリオ、タイセイディバイン、ダノンスコーピオン、トウシンマカオ、フォラブリューテ、プルパレイ、マテンロウオリオンの12頭から。
○セリフォス
フォトパはこれで3回目。いつもいいですね。今回はさらに芯がしっかりして、バランスがよくなったように感じます。ダイワメジャーの子らしく、マイラーとして恵まれた体型。一週前追い切りは3頭併せで青葉賞2着のロードレゼルを1.2秒追いかけ、軽く追い出すと、終い1F10.8の脚でラクに先着しています。目つきが若干キツくなってるので、当日の気配は注意。
○ダノンスコーピオン
朝日杯の時はぼんやりした馬体で、共同通信杯で一気に輪郭ができ、そこからさらに肉付けされ、どんどん成長中。今回は逞しさも感じさせます。一週前追い切りは映像なし。中間は土曜日の坂路一本。
○プルパレイ
朝日杯時比較。前走もハリツヤはよかったんですが、パカッと割れて中からニューモデルが出てきたような、ひと皮向けた印象。体脂肪率が低そうな引き締まった筋肉感で、アバラが盛り上がり、ハリ・ツヤも目を引きます。何より、静止画からでも伝わる躍動感がいいわ。一週前は古馬3勝カヌメラビーチと併せて馬なりのまま余裕で0.4秒先着。あまりスピード感は感じないのに、CW6F82.2-65.2-49.9-35.9-11.4の速い時計が出ています。
○キングエルメス
プルパレイと同じく体脂肪率低い系。フォトパは初登場ですが、気品のある馬で、さすがキングなエルメスです。スラッとしているけど胴には厚みがあり、それでいてアバラもうっすら。ハリツヤにいたってはまぶしいくらいです。一週前追い切りは映像なし。中間は金曜の坂路1本。
以下、あいうえお順に。
アルーリングウェイ
桜花賞の頃はまだ薄く見えましたが、ギュギュッギュッと筋肉が詰まってきた感じ。1ヵ月でこんなに変わるの? 今回は表情もよいです。一週前追い切りは少し硬い気もしたので、最終追い切りでどう変わってくるか。
インダストリア
この馬も、若干ゆるさを残していた前走からギュギュッと詰まった感じ。パワーアップした印象です。一週前追い切りでは追い出されると反応よく抜け出し、終いシャープな伸び。美浦W6F82.2-66.1-51.036.3-11.4と時計も優秀。前走より大人な競馬をしそうな気がする。
ジャングロ
フォトパ初登場。ムダ肉ゼロ。それでいて厚みはあり、トモも強そう。外国産馬も来るレースなので、引き続き注意が必要。一週前は映像なし。中間は坂路2本。
ソリタリオ
スプリングSから少し胴が伸びたように見えるのは、立っている角度の問題か、それとも筋肉がほぐれたのか? 人間で言うならば、背筋をシャンとして立てるようになった感じ。非常に見栄えがよくなりました。筋肉もやわらかそうよ。一週前は映像なし。
タイセイディバイン
フォトパ初登場。ちょっと泥臭い感じですが、筋肉量が多くて迫力十分。いかにも短めを走るルーラーシップって感じ。パワーがありそうなのも、東京マイルはいいですかね。中間はここまで坂路で2本。一週前は少し動きが重い気もしました。
トウシンマカオ
朝日杯時比較でひと皮向けた印象。横比較だと多少見劣りますが、一週前は引っ張り切れない手応えで、体を大きく使って走っていて、相当調子がよさそう(美浦W5F66.5-50.8-36.9-11.6)。馬体も映像で見るほうがよいかな。
フォラブリューテ
もう一頭の牝馬ちゃん。アルーリングウェイほどではないにしろ、桜花賞時から芯がしっかりした印象。立ち姿もシャンとしています。一週前は映像なし。
マテンロウオリオン
コロンとした体型。もう一絞りあってもという気はしますが、太くは見えません。ツヤも良好。一週前追い切りは3歳1勝馬を追いかけて、離されかけてまた追いついて、結局遅れ。でも、時計はCW6F79.1-64.3-50.4-36.1-11.3と優秀。
以上です。
フォトパにはいませんが、一週前追い切りはソネットフレーズもアンダーラインのデキ。まだ若い感じはするものの、3頭併せの内から古馬3Vムスコローソを0.9秒追走して手応えよく同入。美浦W5F67.2は自己ベスト。
あと、気になるデータを2つ。
【東京芝1600mのG!を勝った馬の産駒】
アルーリングウェイ(ジャスタウェイ安田記念)
キングエルメス(ロードカナロア安田記念)
ステルナティーア(ロードカナロア安田記念)
セリフォス(ダイワメジャー安田記念)
ソリタリオ(モーリス安田記念)
ダノンスコーピオン(ロードカナロア安田記念)
ダンテスビュー(キンカメNHKマイルC)
マテンロウオリオン(ダイワメジャー安田記念)
【前桜花賞・皐月賞で5着位内】
該当馬なし
それではまた週末に。