動くはずの仕事がなかなか始まらないので、久しぶりに一週前追い切りの感想をば。

 

その前に阪神JF。またまたサイン(前園氏→宇宙→生命の輪)が炸裂しましたねー。

 

ビワハイジはこれで、自身と産駒の母子制覇だけでなく、ひ孫も阪神JF馬に。「血は争えない」とはこのことですね。

 

父方にはスペシャルウィークがおり、ビワハイジの子で唯一のスペシャルウィーク産駒であるブエナがG16勝ということは、走る配合なのかもしれませんね。

 

残念ながら、スペシャルウィークとビワハイジは馬同士が相思相愛にならず、2頭めは実現しなかったと噂に聞くけれど(どこ情報か覚えていないので定かではない)、孫以降の世代という手が合ったか。

 

そう考えると、ジョワドヴィーヴルの繁殖牝馬としての価値は大きかったね。

 

競走馬として結果を残しながら無事に繁殖に上げるということが簡単なことではないことを、ほかのレースも含め、改めて考えさせられた1日でした。

 

さて、今週は牡馬の2歳王者決定戦。

 

サークルオブライフがG1を制したことでまた株が上がったイクイノックスはいませんが(ってかホープフルにも出ないの? なんで?)、イクイノックスとどっちが強いか? というジオグリフと、マイルでは負けてなさそうなセリフォスが激突!

 

でも、一週前追い切りでいちばん目についたのは別の馬でした。

 

【朝日FS一週前追い切りの感想】

※美浦は今週も途中ワープ仕様

 

[◎]

 

ドウデュース

 

栗東CWで武豊Jを背に単走。ええ馬! フォーム、フットワーク、体の使い方、どこも引くとこない。風を切るというより、もはや風! 集中力もハンパないっす。ついでにやや一杯に追って6F78.4-64.3-50.7-36.5-11.4の猛時計で自己ベストも更新。ここまでプールが多かったり、併せ馬で遅れたりしていますが、これで整ったか? 絶対ディープ産駒と思っらハーツクライなのね。えらいの出ましたな~。

 

[○]

 

セリフォス

 

栗東CWでC.デムーロJが跨がり3頭併せ。古馬2勝レッドランサーを0.6秒追走し、ラクラク並びかけると一瞬で2頭を置き去りにしてひとり旅。6F80.4-64.9-50.3-36.2-11.5はもちろん自己ベスト。馬体も引き締まり、何の問題もなかろう。

 

ヴァアドロローサ

 

美浦Wで鮫島駿Jを背に古馬2Vアヴァニィと併せ馬。1.6秒追走しており、ワープする前は画面には1頭しかおらず。それがワープ後はすでに先着! そこからさらに突き離しました。全身を使った動きもいい感じ。

 

スプリットザシー

 

栗東坂路で池添J(レースは未定)を背に単走。いやほんまにちょっとない走り方。前肢の上がりが尋常じゃなし、全身バネ! バネ! バネ! 動きのキレ自体は2週前(つまり阪神JFの1週前)の方があったようにも思いますが、全体時計が55.1と遅い分もあってか、終いは一週前の方が伸びました。ただ、440kg430kgない馬で牝馬の1戦1勝馬。あのグランアレグリアでさえひるんだレース。出走するのかな?

 

ドゥードジボン

 

栗東芝コースで藤岡佑Jが跨がり古馬3勝ネプチュナイトと併せ馬。やや重でもストライド全開! この馬もバネ! バネ! バネ! フットワークがキレキレでいいですねー。映像が直線しかなかったのでそこがどうかですが、格上馬をあっさり突き離したので調子いいのでしょう。

 

プルパレイ

 

栗東CWでミルコが跨がり古馬1勝フォルテデイマルミと併せ馬。力のいる馬場で走りそう。スタミナを感じます。長くいい脚使うタイプっぽく、ジリジリ追いついて、重馬場で終い11.3と伸びました。

 

[○]

 

ダノンスコーピオン

 

栗東CWで2週続けて併せ馬。2週前は川田Jを背に3頭の内で、真ん中の古馬2勝ドゥラモットを1.3秒追走。直線で1頭置かれそうになったところから、外の2頭をまとめて差し切り、0.9秒先着ました。1週前は松山Jが跨がり古馬2勝サトノアポロンを2.3秒追走し、馬なりのまま0.2秒先着。疲れも見えず、余裕を感じさせました。ロードカナロアでも長いところを走れそうな馬ですね。

 

ジオグリフ

 

美浦WでルメールJを背に3頭併せ。ワープ前の映像がなく、ワープ後は猛る感じで真ん中からグイッと前へ。外のOPハーメティキストに追いつかれ、抜かれそうになるとまた食らいつき。相手が格上だったこともあり、いつになく必死な感じはありましたが、馬体が大きくなったのかな? 風格を感じました。

 

ドーブネ

 

栗東CWで吉田隼人Jを背に単走。可動域が広いですね。ただ、前後の使い方はまだぎこちないか? 素質はさすがに高そう。馬なりで5F66.5(12.1)の自己ベストも出ています。

 

アナルシーム

 

栗東CWで池添Jが跨がり単走。軽くていかにも脚の速そうな子。直線はそれほどスピード感を感じませんでしたが、5F66.8-52.2-37.5-11.5と時計は速く、最後は前を行く別の調教馬に追いつくところでした。

 

オタルエバー

 

Pトラックで幸Jが跨がり2歳未勝利アランヴェリテを1秒追走。特にすごくは見えないのに、最後は一杯に追う相手を馬なりでいなすように。多分今回も、「自分の競馬をするだけっす」と言っています。

 

シンリミテス

 

栗東CWで国分優Jを背に新馬と併せ馬。まだフワッとした感じも、終いは伸びて先着しました。動きにキレが出てくれば。

 

トウシンマカオ

 

美浦Wで戸崎Jが跨がり障害OPゲインスプレマシーを0.5秒追走同入。スピード感はあるが、造りやフォームは少しほかの有力馬に見劣るか。前走G2で阪神JF2着のラブリユアアイズに先着しての2着で株価は急上昇中。

 

[△]

 

セッカチケーン

 

美浦坂路で2歳OPアイスジャイアントと併せ馬。少し重いか? でも余裕はあり、どっしりとしています。名前ほどせっかちじゃないタイプ。

 

ベルウッドブラボー

 

美浦Wで丸山Jを背に古馬1勝エアーレジーナと併せ馬。計時できず。まだ子どもっぽいか?

 

映像が観られたのは以上です。

 

【阪神JFの結果】

 

パドックで全然人気ない馬の中にもよく見えるのがたくさんいたり、サークルオブライフもよかったけどそれ以上にラブリユアアイズ(この馬もステルナティーアも-10kgでもよく見えた。ナミュールはさすがに脾腹辺りが少しさみしかった)がよく見えたりで絞りきれず。

 

やめとこ。

 

となった後、返し馬でスタティスティクスがよく見え、この馬の複勝だけ買った。

 

なんか日曜はほかのレースも悩んでやめたり、締めきられたり、返し馬待ってたらレースが始まったりで、馬券の買えない1日でした。

 

香港は今年も日本馬が大活躍。

 

その一方で、信じたくないような事故も。

 

ピクシーナイトと福永騎手、負傷された騎手の方の一日も早い回復と、亡くなった馬たちの冥福をお祈り申し上げます。