2021日本ダービー、みなさん楽しまれましたか?
私は鳥肌が立ちました。
パドックに出てきたエフフォーリアはフォトパのイメージのまま、これまで見てきた中では見栄え的にもうひとつ。
武史騎手も、さすがに隠しきれない緊張感満載で。
それでも最後はサトノレイナスを競り落とし、いざダービーのゴールへ!
と思ったところで、父に続いてディープの末脚に屈し2着。
しかも、最後の最後でエピファネイアの子を沈めたのが、2013年にエピファネイアに乗ってゴール直前でディープの子にダービー初戴冠を奪われた福永騎手。
個人的にはこのレースこそが最高のドラマでした。
シャフリヤールと関係者のみなさん、
おめでとうございました。
(素晴らしい仕上げ。素晴らしい脚。強かった!)
エフフォーリアも、負けても十分強さを証明する内容。
武史騎手も圧倒的1番人気を背負ってのプレッシャーの中でこの騎乗はお見事でした。
1着でないと成り立たない馬券を買った人や関係者には申し訳ないですが、この先も続く長い騎手人生を考えると、勝つ以上に大きな価値を持つ敗戦だったのではないでしょうか。
(と、全国のおじさん、おばさん競馬ファンは思ったに違いない)
ちなみに、2013年にキズナで福永エピファネイアを沈めたのは武豊騎手。
何この名馬と名手の子たちがつなぐダービーの歴史。
怖い、怖い、怖い。
武騎手はダービー5勝。
福永騎手はこれでダービー3勝。
松山騎手が27歳で皐月賞を勝ったのが2017年。
3年後には牝馬三冠ジョッキーになっています。
がんばれ、タケシ!!
ギャロップじゃないよ。
いや、ギャロップ林さんにもいいことありますように。
ステラヴェローチェお見事でした。
なんかついでになりましたが、馬券は予定通りエフフォーリアとサトノレイナスの2頭軸3連複。パドックでステラヴェローチェを拾い、ヒモぬけを嫌ってよさそうに見えた2頭も追加しましたが、まさかレイナスが3着にも残れないとは。
でも安心してください。
まいどまいどのワイド保険でギリプラスです。
ステラヴェローチェは一週前も当週もアンダーライン引いたのだけど、ディープ産駒が多数出走していたので共同通信杯するかなとパドック待機馬に。
でもさすがG1で2度馬券になった馬です。追い切り本数は出走馬中最多(しかもかなり多い)で、厩舎の意地(騎手の意地も)も感じました。
最後に、福永騎手のインタヴューでのコメントに、「うまく動けなかったことで逆に脚が溜まった、運もあった」(うろ覚え)ってありましたね。
ダービーはいちばん運のある馬が勝つ。
この中間嫌というほど聞いてきたなー、このフレーズ。
何このシナリオ。
最高のダービー、ありがとうございました。
長くなりましたので、安田記念の一週前追い切りは改めて近日中に。
それでは!