スピード自慢よりパワー自慢が強いレースとか。
ここは迷わず、一番かっこよかった馬から。
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◎パクスアメリカーナ
○タワーオブロンドン
▲ミスターメロディ
★ファストアプローチ
△ギベオン
△プリモシーン
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◎パクスアメリカーナ ○(一週前)→◎(当週)
重心を落としてまっすぐ、力強く。ダイナミックなフットワークで、芝コースを真一文字に駆け抜けました。鞍上は手を添えていただけ。昔、どなたかが、「かっこいいと思った馬を買いなさい」と書いておられました。マリアライトがエリザベス女王杯を勝った時、サンビスタがチャンピオンズカップを勝った時、調教メモの最後に書いたのが、「かっこいい!」。久々に書いたわ。
○タワーオブロンドン なし(一週前)→○(当週)
実が詰まった体で。前を行く何頭かの馬を、引っ張りきりの手ごたえで追走し、最後の一頭もとらえて同入。2.6秒の追走となりました。ラップにも左右されない馬だそうですし、マイルの持ち時計もトップ。逆らうつもりはございません。
▲ミスターメロディ ○(一週前)→○(当週)
前肢がすごく上がり、体のキレがハンパないですね。単走で馬なりのまま加速し、軽く追って終い11.6。ちょっと軸はぶれる気もしますが、2頭出しの人気薄。リエノテソーロしてくれないかな。
★ファストアプローチ ○(一週前)→△(当週)
3頭併せの真ん中から、手応え抜群の外の馬を、最後は抜き去りました。頭は高めで、ちょっとかかっていたようにも見えたので「?」な部分もあるのですが、一週前はオブセッション、ゴーフォザサミットと併せて、ゴーには遅れたものの、大外を通ってオブセッションには先着。1.2秒追走してのものでした。2000mで2着(1着はサンリヴァル)があるのも、底力が求められるレースにおいては頼もしい。よかった頃のロックディスタウンのクビ差2着もあります。
△ギベオン ◎(一週前)→△(当週)
2週前はトーセンバジルを子ども扱い。一週前は鋭い動きで、並びかける間もなく僚馬を突き放しました。最終追いを見るまでは文句なしの◎候補。想定内の調教かもしれないし、疲れが出ているのかもしれないし。パドックで最終判断。
△プリモシーン なし(一週前)→○(当週)
頭の座りが悪いようにも見えましたが、手応えはものすごく。力強さも出てきました。正直、牝馬は3頭ともどっこいな気がしています。ミッキーアイルに近い配合ということでこの子に。ちなみに、ここは横並び評価の子がたくさんいるので、パドックに持ち越しで。
【パドック待機馬】
テトラドラクマ △(一週前)→○(当週)
一週前の追い切りがちょっと苦しそうにも見えたので、トーンダウン。当週は回転の速い走り方で、馬なりの相手(古馬1000万下)を1.2秒追走して同入しました。問題はないかもしれません。
ケイアイノーティック △(一週前)→○(当週)
坂をまっすぐ。追い出すとトモがクイッと入っていい感じ。もうちょっと突き放してくれたら、シルシ圏内でした。馬体は戻っていると思います。
カツジ ○(一週前)→△(当週)
頭は高め。軽快ですが、少しふわっとしているようにも。馬体はよく(ステルヴィオみたい)、終始馬なりで、時計も優秀です。一週前が素晴らしかったので、普通によいかもしれない。
レッドヴェイロン △(一週前)→△(当週)
重心が低く、小気味良いフットワーク。この馬だけ見れば悪くないのですが、併せた馬がよくて見劣り。追い出して遅れてしまったのも気になります。クラレントの下と聞けば、食指は動きますが。
アンコールプリュ なし(一週前)→△(当週)
舌を超していましたが、2頭の内から手応えよく抜け出しました。プリモシーンもそうですが、いかにもディープ牝馬という感じ。終いは切れそうです。ただ、距離は長そうで(ミスターメロディに▲打ったの誰ー?)。
あと、リョーノテソーロ(△→○)も、この馬なりによく見えました。前走よりいいと思います。