The Timesなどによると、ロシアの反プーチン大統領の急先鋒ナバルニー氏が所在不明になっているという。彼の同士は、どこかより監視の厳しい収容所に送られたか、あるいは最悪の場合すでに殺された可能性も排除できなと述べている。プーチン大統領の選挙が来年あるので、その前に懸念材料は排除しておこうとの思惑が当局側にあったとしてもおかしくはない。ナバルニー氏は、プーチン大統領の汚職を追求し、豪華な宮廷などの隠し資産を暴露している。勇気と行動力は驚嘆すべきものがあるが、2020年には神経剤を使われ毒殺されかかっているが、かろうじて生き延びた。ロシアでの移送は、列車での恐ろしく遅い移送や遠隔地の収容所での一時的な滞在があり、意図的に囚人を弱らせる構造になっているようで、もしかしたらその途中で死亡したなどと後に発表会されるかもしれない。プリゴジン氏の暗殺でもそうだが、兎も角治安機関が張り巡らされており、反体制派と認識されるとロシアにいては危ないのは間違いない。昔の満鉄は対露諜報を行っていたが、自衛隊は現在通信情勢や衛星からの情勢を収集しているが、スパイによる対露諜報はやっていないので、内調も自衛隊もナバルニー氏の所在を知らないだろう。