夏休みの課題の一環として、
オープンキャンパスに最低2校行くことになっている。
もともと勉強に興味がなく、大学に行っても勉強しなきゃいけないから
行かないと言っていた桃尻だけど、一応いまの高校は進学校。
大学進学ありきで全てが進んでいく中で、進学しない気持ちを全面支持する保護者(私)に、
担任の先生もだいぶヤキモキしていることであろう。
しかし、桃尻はひょんなことからW大学に興味を持ち出し、
そこのオープンキャンパスに行ってみると言うのだ。
ただでさえ塾と部活で忙しいのに、オープンキャンパスの日程まで組むのは大変だと思っていたら、
案の定出遅れ気味、桃尻曰く、ほとんどの大学はほぼ満席。
W大学も満席だというから、焦りのボルテージは一気に上昇。
それが7月末のある夜中。
とりあえず手当り次第開いてそうな大学を探す母。
都合よく、家の近所の大学がまだ申し込めるので、とりあえず1校ゲット!
「オープンキャンパスのために大学選ぶのか」
とも思ったけど、背に腹はかえられぬ。
その後、もしや?と思ってW大学調べてみたら、なんとW大学のOPは予約不要ではないか!
しかも次の週末開催!
え、満席って言わなかった?
お主、もしや、チェックすらしてなかったと!?
怒りを堪えながら、それでも安堵しながら日程を確保し、
前日イベント内容を確認する、どこまでものんびりな母。
(と言うより、本当は本人がすべきものだが?)
それで行ってきましたよ当日。
結果として。
めちゃくちゃ良かった。
さすが名門大学。規模も大学側や在校生の熱量も素晴らしい。
模擬講義2コマ受けてみたけど、一つは法学部、一つは社会学部で、
法学部はケーススタディのような講義進行で、一方的に講義を聞くのではなく、
自分で考えて、意見を発表したりと動きがある授業で楽しかった。
大学のあの階段式の教室も、桃尻には新鮮で迫力があったに違いない。
社会学部は本人たっての希望(と言っても当日スケジュールを見て決めたのだが)
ジェンダーとセクシュアリティについての講義で、こちらは全部英語。
社会学部には4年間全ての授業が英語で進められる学科があり、
桃尻はそこに惹かれたのと、興味ある講義だったようで、メモ魔になっていて母びっくり。
大学の授業って、高校までのそれとは全く違って、一つのことを深掘りし探求していくものであって、
受け身でみんなと同じ知識をただただ詰め込む学習でなはないということがわかったのが、
桃尻にとっては大きな発見だったのではないかと思う。
大学の雰囲気や、実際のキャンパスライフが垣間見れたりと、
行ってみないと感じない空気感に触れ、イメージが湧いたのか、W大学目指すと言い出した桃尻。
帰りに大学Tシャツやトートバッグ、シャーペンを記念にお買い上げ💰
頑張るんだろうな? 桃尻よ。