帰国枠で中学受験したと言うと、楽して入学したように思われがちで、いいな〜と言われます。あせる


確かに私も以前そう思っていたし、中学受験で一般枠と帰国枠があったら帰国枠の試験の方が簡単な場合が多いので間違ってはないと思います。


帰国子女も英語圏で現地校に通っていた英語ネイティブ帰国子女、日本人学校に通っていて日本の小学生と変わらない帰国子女、インターも日本人学校もない僻地でローカル校に通っていた帰国子女と様々なケースがあって、一括りには出来ませんが、日本で一般的に帰国子女というと英語が出来る現地校かインターに通っていた子供というイメージがあると思います。


私達が駐在していた国では、英語のインターに通う日本人の子供達も様々ですが、中学受験する家庭はそこまで多くはありません。


中学受験しないまでも、日本人は駐在家庭が多いのでいずれ日本語教育に戻す前提で何らかのフォローはどの家庭でもしているように感じました。


周りはだいたい3パターンぐらいに分かれていて、

①海外進学を考えていて、日本語学習はほぼしない。(国際結婚家庭、永住組に多い。)

②インターに通わせつつも、日本の公立レベルの学習はキープ(ポピー、ベネッセ、公文、補習校などで親がフォロー)

③インターに通わせつつ、日本の中学受験レベルまで勉強する。(進学クラブ、Z会中学受験コース、日系塾に通う等、親の負担はかなり大)

①が1割、②が8割、③が1割ぐらいな印象です。

②の一部又は③の家庭が中学受験するのかなと思います。

小中学生にとっては、②の公立レベルの日本語を維持するのも大変だと思うのです。


そもそも最初は英語の授業もついていくのも大変なので頑張って受けつつ、さらに日本語の漢字や算数を家でコツコツ取り組み続けるというのは、子供達には結構な負担です。

なので一般試験より帰国枠試験が簡単だから帰国子女受験が簡単と言われますが、その日本語を同学年レベルに維持し続けてる時点でかなり努力が必要で頑張ってるし、また異国の学校でサバイバルしていくのも違う大変さがあるから、決して楽ばかりしてきたわけではないのよ〜と心のなかで思ったりしてます。チュー