たばこと肌

みなさんこんにちわ


今日は母の日です
雲ひとつないお天気で母の日日和ですね
御堂筋では御堂筋KAPPOという楽しそうなイベントがあるため、
クリニック前の御堂筋も歩行者天国になり出店がたくさん出ています

ワクワク

わたしは母がこちらに遊びに来てくれる予定なので今から楽しみです
明日は仕事がお休みなので、張り切って母をもてなすつもりです


そんな今日はタバコと美容の関係についてのお話です


タバコは多くの癌の発生に関わっていることが知られています
健康に悪いということは、健康をベースに成り立っている美容にももちろん悪いということになります


ちょっと古いですが・・・

ポーラ㈱が2005年に20代～50代の女性約19万人から無作為に抽出された500人をを対象に行なった調査によると


調査した　

・肌状態　かさつき
　　　　　かゆみ
　　　　　皮脂
　　　　　にきび
　　　　　毛穴
　　　　　しわ

・角層のメラニン量

の項目全てにおいて、喫煙者のほうが非喫煙者よりも悪い結果

しかも、肌状態のかさつき・毛穴の項目に関しては喫煙以外の
生活習慣（食事バランス、暴飲暴食、ストレス、睡眠不足、紫外線、冷暖房）
より、喫煙のほうが悪影響を与えるという結果でした

（ちなみに、メラニン量・しわに関しては紫外線が最も悪影響を与えるという結果です。
紫外線と喫煙は2大悪ですね）


どうして喫煙者の肌にメラニンが多かったか、ですが

喫煙の一酸化炭素やニコチンなどが体内の酸化を促すことにより
メラニンの生成が促進されたようです。
また、ビタミンCなどの抗酸化成分はメラニンの生成を抑制する効果がありますが
喫煙により、そのビタミンCの血中濃度が低下してしまうことも
理由の一つと考えられます。


皮脂やにきび、毛穴については、
喫煙習慣が脂質代謝に影響を及ぼし、皮脂を過剰に分泌してしまい
それによりにきび・毛穴のつまりが悪化するというしくみです

【文献の詳細を知りたい方はこちらをご覧ください】


近年、禁煙活動が盛んになり全体の喫煙率は低下していますが
若年女性の喫煙率の低下は芳しくありません。




若くてきれいなうちは


「健康に悪いからおやめなさい」


といわれてもピンと来ないと思いますが
美容に敏感な年頃だからこそ、そちら側から禁煙をすすめると



「そんならちょっとやめてみようかなー」


と思ってくれる女性も増えるかもしれません


美容クリニックにいらっしゃる方は
美意識が高い方が多いと思いますが、せっかく治療をしても
喫煙してては±０になりかねません


外科系の手術の傷の治りも悪くなってしまいますし、
脂肪注入の脂肪の定着率も下がってしまいます


もったいないです


とはいっても、わたしも「お酒をやめろ」といわれたら
嫌ですし、ストレスが溜まってしまうと思います。。


禁煙はなかなか難しいと思うのですが、
今はチャンピックスなど、喫煙補助薬もいろいろとでているので
利用してみるのもいいかもしれません



最後に・・・


動画サイトでみつけたタイの一卵性双生児（ふたご）の写真です

左が喫煙者の姉、右が非喫煙者の妹ですが、同じ時に撮影したとは思えないくらい違います。



キャーーー―



と、今日はちょっと真面目な内容でした



それでは、よい母の日をお過ごしください



佐藤




いつもご覧いただきありがとうございます
毎回ご面倒ですが1日1クリックお願いいたします




にほんブログ村