道尾俊介「いけない」を読んで | 都内アラサーOLのゆるゆる日記

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久しぶりに友人の結婚式へ出席するため、地元へ帰省したとき、席次表の名前が全員変わっていて、初めて東京に帰りたくなりました。独身が過ごしやすい街東京(知らんけど)。これからもお世話になります。

ビジネス書やエッセイなども面白いですが、

一度読み始めたら、どこで止めたらいいかわからなくなる驚きのが小説だと常々思います不安


その内容がハッピーエンドな心温まる作品や、恋愛小説などではなく、ミステリーやホラー要素を含むものであればある程、、、、

その世界観に引き込まれて、集中してずっと本を読んでしまう瞬間が私は大好きですニコニコ愛飛び出すハート


道尾俊介さんを知ったのは、ミステリーホラーの名作「向日葵の咲かない夏」でしたやしの木

学生時代通学時間が長かったため、電車の中で本を読むことにはなっており、刺激的な本を読みたいとキラキラ恋の矢

「どんでん返し ミステリー 小説」

で検索した時に必ずどのページにも出てくるのが、「向日葵の咲かない夏」晴れでした。

そこで読んでみたら、なんとも言えない悲しくて怖い気持ちになり、、、えーん

でも読み始めたら止められず(お金出して買った本だし)笑い泣き

道尾俊介さんの作品がトラウマになりましたチーン


そこから月日は流れ、就職し、なんか面白い小説ないかなとAmazonで探していたら、(その時も面白いどんでん返しで調べた気がするウインク)

道尾俊介さんの「シャドウ」がおすすめに出てきて、その時はすっかり「向日葵の咲かない夏」のことも忘れていたので読んでみたら、、、、真顔


暗い描写にところどころ気分が憂鬱になりましたが、最後がとってもハートフルで笑い泣きドキドキ

ずっと手元に置いておきたい、自分の好きな小説ランキングに入る作品となりました笑い泣きラブラブ


そんなこんなで、やっぱり道尾俊介さんの昨日好きかも、、、となり購入した今回の本「いけない」各物語のラスト1ページに記載された写真から隠された真相を知ることができるおーっ!

となんとも面白そうな帯に期待して購入メラメラ


この本は同じ町で起きた4つの物語の短編集になっていますキョロキョロ

最初1発目の物語から、もう目を背けたくなるような、道尾俊介ワールド前回のくらいお話に、、、チーンうぅどうしてこんな話し読まなきゃ行けないんだ、、、、赤ちゃん泣き

と買っておいて後悔したのですが、読み進めるうちにこういうことかと、隠された真相を理解することで、憂鬱な気分になりながらも楽しめる作品です悲しい

2つ目の物語の関しても、結末がよくわからなかった分、さらに悲しくなったのですが、、、


さすが道尾俊介ワールド、最後の物語の救われようには、「シャドウ」の温かさを感じ、またその隠された真相と言われる写真には、思わず涙してしまいそうになる赤ちゃんぴえんくらい、

素敵な、なんとも言えない結末で、キョロキョロ

もしこの一つ一つの重なりがなければ、ただの絶望でしかなかったと恐ろしくなるほど、

しあわせと不幸せ、ハッピーエンドとバッドエンドは表裏一体なのだと感じました不安



自分の人生もなんとかハッピーエンドに持っていきたいと強く思う、今日この頃です絶望