犬猫の「殺処分ゼロ」の定義を明確化し、譲渡が難しいケースを除外する方針だという環境省。譲渡が難しい犬猫の殺処分はやむを得ないというこの考えについて、各方面から疑問の声が上がっていますが…

 

大阪市では、「犬猫の理由なき殺処分ゼロ」に向けた取り組みと題して、譲渡適性のない子を訓練し、人慣れさせて譲渡できる状態へ持っていく活動を行っています。

 

吉村洋文大阪市長は、「ペットショップでの売買のあり方も考えるべき」とツイートされるなど、ペットショップの在り方や流通についても考えておられる方です。

 

ぜひ、以下リンクへ飛んで動画をご覧ください。

 

 

大阪市のサイトからです。

http://www.city.osaka.lg.jp/contents/wdu280/wannyantorikumi/wannyantorikumi.html

 

「犬猫の理由なき殺処分ゼロ」に向けた取り組み(おおさかワンニャンセンター)

 おおさかワンニャンセンターでは、「犬猫の理由なき殺処分ゼロ」に向けて、「引取り数の削減と返還」・「譲渡の促進」に取り組んでいます。

 

 このページでは、「譲渡の促進」について紹介します。

 

 

譲渡の促進

 

大阪市に収容された犬猫は、最初は譲渡適性が無くても、今後その適性を身につけることができる場合は、職員の世話や訓練などを通して人に馴れさせ、「ワンニャン教室(譲渡会)」等で新たな飼い主を探しています。

  

 実際にとあるワンちゃんが大阪市に収容されてから、人に馴れ、譲渡されるまでの記録をビデオで紹介します。

 

 

ビデオの概要

 

 初日~9日目、職員に対して恐怖心を抱いている様子。触れると体がこわばり、外に出ることを嫌がる。

 

 13日目、外に出ると周りに好奇心を示すものの、まだ怖がっている様子。

 

 15日目、触れられることにも慣れてきたため、職員によるシャンプーを行う。

 

 16日目、職員のひざの上に乗り、手からおやつを食べる。

 

 19日目、職員の執務机の下で、人のそばに居ることに慣れさせているところ。職員の足が急に動いても反応はするものの落ち着いた様子。

 

 20日目、リードでつながれていることにも慣れ、楽しそうに散歩をしている様子。

 

 21日目、職員の執務机の下で待機中。すっかり人馴れし、譲渡しても大丈夫そうな様子。

 そして譲渡へ。

 

 

 大阪市に収容された犬猫の譲渡を希望される方は、「譲渡会参加希望の方へ」をご覧ください。