★マイナビニュースより

http://news.mynavi.jp/news/2015/07/07/590/



一時帰島、住民は「時間不十分」 - 口永良部、町長は継続意向


[2015/07/07]


 口永良部島の一時帰島で、台風などに備えて家屋に板を張り付ける人たち=7日、鹿児島県屋久島町(同町提供)


 火山活動が続く口永良部島(鹿児島県屋久島町)に一時帰島した住民の代表が7日、屋久島町役場で記者会見し、火山性地震の発生で滞在が短くなり「時間が十分ではなかった」と話す人もいた。同席した荒木耕治町長は「遠くない日にもう一度やらないといけない」と述べ、一時帰島を続ける意向を示した。

 町によると、台風に備えて大半の住宅は雨戸を閉め、漁船やマイカーの一部を屋久島に運んだ。ただ、時間が足りず、小中学校の校舎内に流れ込んだ土砂を取り除く作業は終わらず、家畜の一部は状態を確認できなかった

 一時帰島した住民の中には、5月29日の全島避難以降、初めて島に入った人も。


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★東京新聞より

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2015070702000251.html



口永良部島 一時帰島中に火山性地震 住民らに退避指示


2015年7月7日 夕刊


口永良部島へ一時帰島するため、フェリーに乗り込む住民ら=7日午前、鹿児島県の屋久島で

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 噴火による全島避難が続く口永良部島(くちのえらぶじま)(鹿児島県屋久島町)の住民六十五人が七日、一時帰島した。町職員や九州電力の作業員らを含めると計百四十七人が上陸。台風接近に備え、住宅の雨戸を閉めたほか、一部のマイカーも運び出した。ただ、途中で火山性地震が多発し住民らは作業を中止、予定を約一時間切り上げて、屋久島へ戻った。


 五月二十九日の新岳(しんだけ)噴火後の一時帰島としては最大規模。一行は、町営フェリーと漁船に分かれ、午前八時半ごろに上陸し、電力施設や火山観測機器のメンテナンス作業もした。午前十時台に火山性地震が多発し、町は退避を指示した。荒木耕治町長は記者団に「悔いは残るが、命が大事だ」と述べた。


 屋久島に戻った自営業貴船庄二さん(68)は「時間がなく一部は戸締まりできなかった。飼っている鶏は元気だった」と話した。畜産家の山田光義さん(76)は「牛は無事で、天気にも恵まれ、言うことない」と笑顔を見せた。出港に先立ち、荒木町長は一行に「帰島の思いが通じて天気が良くなった。気を付けて行ってください」と激励した。





★しんぶん赤旗より
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik15/2015-07-06/2015070601_03_1.html?_tptb=400


2015年7月6日(月)

牛が心配 眠れない 

一時帰島 時間もっと

口永良部噴火 田村・真島議員要望聞く


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(写真)避難所で島民の要望を聞き取る田村(左端)、真島氏(中央)と、まつざき氏(その奥)=5日、鹿児島県屋久島町

屋久島の避難所

 日本共産党の田村貴昭、真島省三両衆院議員と、まつざき真琴鹿児島県議は5日、口永良部島・新岳(同県屋久島町)の噴火にともなって71世帯118人が避難する屋久島を訪問しました。渡辺博之党町議とともに、避難所や仮住まいの公営住宅で、避難生活の状況や要望の聞き取りを行いました。


 2カ所の避難所では、仮設住宅への入居を待つ島民が1カ月以上の避難所生活を余儀なくされています。男性(89)は、「玄関の戸締まりもできず、着の身着のままで避難しました。島で飼っている13頭の牛のことが心配で、夜も眠れない」と訴えました。

 田村氏は「何か困ったことがあれば、遠慮なく教えてください」と語りかけ、一人ひとりの手を握りました。


 7日に予定されている一時帰島で自宅の台風対策をするという男性(49)は、町が借り上げた公営住宅で生活しています。「一時帰島は滞在時間が30分に制限され、ほとんど何もできそうにない。もっと時間がほしい」と伝えました。


 真島氏が、集落の様子がわかる航空写真を手渡すと、関口さんは「こういう写真を見せてもらえると助かります」と語りました。

 夜には消防団関係者とも懇談し、避難生活の改善と今後の対策について議論しました。



~転載以上~



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http://ameblo.jp/momokohime7/themeentrylist-10090843216.html