★西日本新聞より
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/kagoshima/article/176538
「帰島いつ」嘆く住民 口永良部島、不安募る [鹿児島県]
この日2度目の噴火直後の口永良部島・新岳=18日午後4時31分ごろ、福岡管区気象台提供
5月29日の爆発的噴火以来、全島避難が続く鹿児島県・口永良部(くちのえらぶ)島(屋久島町)で18日、再び噴火が発生した。「自宅は大丈夫か」「家畜は無事か」-。屋久島で避難生活を送る島民たちは、切望している帰島の時期がさらに不透明になり、不安を募らせた。
「自宅が火砕流に遭っていないかが一番心配」。町から提供された公営住宅で暮らす関口浩さん(49)は顔を曇らせた。火口から約2キロの自宅は5月の噴火直後、火山灰で家も庭も真っ白で、屋根にはたくさんの小さな噴石が落ちていた。
5年かけて独力で建てた家だ。一時帰島で戻れるのを一番の楽しみにしてきた。「再噴火でさらに帰島が遠のいた。避難生活が振り出しに戻った気がする」と目を伏せた。
「うちの牧場は火口から遠い湯向(ゆむぎ)地区にあるから大丈夫だと思いたい」と話したのは武石勝さん(46)。父貞信さん(80)が島で牛や豚、鶏を育てている。怖いのは火砕流。湯向地区まで流れてくれば、全滅の恐れすらある。家畜のことを心配しているはずの貞信さんが口に出さないのも、気掛かりという。
今回の噴火は、5月の爆発的噴火よりやや小規模だった。水本勝夫さん(77)は「噴火でエネルギーが抜けた方が、火山活動が早く終息して帰島が早まるのでは」と期待した。
町はフェリーによる早期の一時帰島を目指していたが、先延ばしになる可能性も出てきた。荒木耕治町長は議会で「いろんな形で情報収集している」と述べ、焦りをにじませた。
★南日本新聞より
http://373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=67632
遠のく一時帰島に住民落胆 口永良部島再噴火
★朝日新聞
口永良部島再噴火、広く噴石・降灰 一時帰島見合わせへ
http://www.asahi.com/articles/ASH6L5CMXH6LUTIL01V.html
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http://ameblo.jp/momokohime7/themeentrylist-10090843216.html