http://news.livedoor.com/article/detail/15439773/

 

欧米では一般的な「アニマルポリス」 日本でも本格的導入を

2018年10月13日 17時7分

 

日本では、「動物と愛護及び管理に関する法律」があるが、現在改正に向けて議論されている。

 

 この法律は、動物の虐待および遺棄の防止、動物の適正な取り扱い、そのほか動物の健康および安全の保持などに関して定められ、人と動物の共生する社会の実現を目的としている。だが、違反した人を取り締まる組織が充実していないのは残念といわざるをえない。

 

 一方、飼い主からひどい扱いを受けている犬、猫、亀などがいると通報するのが常識となっている欧米では動物虐待や不適切な飼育を取り締まっている「アニマルポリス」という組織がある。通報を受けて現地に向かい、問題のある飼い主への指導をはじめ、傷つけられた動物の保護を行っており、国によって違いはあるにせよ、その権限がしっかりと定められている。

 

 英国でのアニマルポリスは歴史が古く、警察ができるよりも前、1824年に設立されている。昔は鞭で打たれる馬や、酷使される畜産動物が多かったので、貴族が金を出し合って捜査員を雇ったのが始まりだったといわれている。現在は英国王立動物虐待防止協会(RSPCA)がその役割を担っている。警察と同等の権限はないが告訴は可能で、動物に関しての法律のほか、獣医学の基礎を学ぶ必要がある。

 

 米国では主要な動物保護団体が2つある。政府からの資金援助と寄付金で運営されている米国動物保護団体(HSUS)、寄付金のみで運営されている非営利団体の米国動物虐待防止協会(ASPCA)だ。HSUSは、1954年に設立された米国最大の動物愛護団体。ASPCAは1866年に設立され、警察官に動物に関する指導を行っている。

 

 米国では食べ物をあげない、散歩させない、いつも鎖でつながれているなど、動物を適正に飼育しない場合は虐待とみなされ、州によって虐待がひどいときには、禁固刑も課せられる。アニマルポリスには警察と同様の捜査権と逮捕権があり、州によっては銃や手錠の携帯が許可されている。救助活動、災害救助、移動獣医クリニックなどの活動も行っており、志望者は多い。専門学校も存在するが、狭き門である。

 

 またサンフランシスコの警察局、保健局、動物保健管理部門では、攻撃的な犬を保護するなど一般市民の安全を確保するとともに、危険な犬に対しての監視や服従訓練なども行っている。

 

 日本では、2014年1月に兵庫県警本部にアニマルポリス・ホットライン((電)078・371・8974、受付は平日午前9時から午後5時まで)が設置され、兵庫県下における動物虐待に関する相談を受けている。今やペットも家族の一員であることを考えると、アニマルポリスの活動が日本でも本格的に全国レベルで展開される日が早く来ることを望みたい。

 

 ■越村義雄(こしむら・よしお) 一般社団法人「人とペットの幸せ創造協会」会長。同ペットフード協会名誉会長。一般財団法人日本ヘルスケア協会理事、「ペットとの共生によるヘルスケア普及推進部会」部会長など。

 

 

Techinsightからです。

https://netallica.yahoo.co.jp/news/20181013-98596511-techinq

 

劣悪な環境で27匹の犬を飼育放棄していた女に懲役刑 3匹は安楽死に(英)

2018/10/13 05:00

 

劣悪な環境下で27匹もの犬を飼っていた女(画像は『The Scottish Sun 2018年10月8日付「HOUND HORROR Woman who exposed one of worst animal abuse cases sheriff had ever seen reveals her horror after uncovering sickening conditions in Irvine」』のスクリーンショット)

劣悪な環境下で27匹もの犬を飼っていた女(画像は『The Scottish Sun 2018年10月8日付「HOUND HORROR Woman who exposed one of worst animal abuse cases sheriff had ever seen reveals her horror after uncovering sickening conditions in Irvine」』のスクリーンショット)

 

 

犬を可愛がりドッグショーにまで参加して賞を取った経験のある飼い主が、なぜこのような事態を引き起こしてしまったのか。このほど英スコットランドで、劣悪な環境の中で飼われていた27匹の犬が発見された。残念なことにそのうちの3匹は安楽死せざるを得ないほど衰弱し、悲惨な状態だったという。『The Scottish Sun』『Daily Record』などが伝えている。

 

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スコットランドのイーストエアシャー、キルマーノックにあるクロウファードランド不動産が所有する私有地の大きな一軒家を借りていた無職エレイン・アースキン(58歳)は、劣悪な環境下で27匹もの犬を飼っていたことから、スコットランド2006年動物健康・福祉法19条に反して不必要に動物に苦痛を与えた罪で、10月2日に14週間の実刑判決および生涯ペット飼育の禁止を言い渡された。

 

エレインはこの物件に4~6年間住んでおり、最初の契約時には「犬を5匹飼っている」と大家に話し、2匹のジャーマン・シェパードと3匹のジャック・ラッセル・テリアを飼うことを許可されていた。しかし数年前から家賃を滞納するようになり、同時期に近隣住民から苦情が出たこともあって大家が訪問すると、エレインは言い訳ばかりして大家を家の中に入れることを拒否した。家賃を払えない何らかの事情ができたのかもしれない―と大家とその妹であるアディティ・クロウフォードさんは考慮し、エレインに半年の猶予を与えることにしたという。だが家賃の滞納が続き、アディティさんが今回エレインを訪問。そして信じ難い光景を目にしたのである。

 

各部屋を確認するために家の奥に進もうとしたアディティさんに、エレインは力づくで拒否。それでもリビングに入ると、犬の糞尿と山積みになったゴミが溢れ、床が見えない状態だった。マントルピース(暖炉の前飾り)にはドッグショーで獲得したトロフィーがいくつか飾られてあったが、無残にも埃にまみれ、そのそばには明らかに飼育放棄された複数の犬が横たわっていた。悲惨な状態のリビングに驚愕したアディティさんが、さらに台所へのドアを開けようとした時、エレインはアディティさんの骨折して治りかけていた手首を力任せに押しのけた。恐怖を感じたアディティさんはすぐに家を出て警察に通報、しかし警察は民事問題であるとしてSSPCA(スコットランド動物虐待防止協会)へ連絡し、SSPCAスタッフが駆けつけた。壮絶な現場を目の当たりにしたアディティさんは、ショックを隠し切れずこのように話している。

 

「床やソファーなど至る所が犬の排泄物にまみれていて、強烈な悪臭が漂っていました。犬の様子も糞尿まみれの酷い状態で、私自身も犬を2匹飼っていますが、どうやったらこんなふうにペットを扱うことができて、しかも生活しているのか理解できませんでした。『犬が大好き』と言っていただけにショックです。エレインは、私が訪問した時にもパニックになって『追い出さないで』と懇願していましたが、あの有様を見て警察に通報しないわけにはいきませんでした。まさか貸し出した物件がこんな状態になっているとは想像もしていませんでした。」

 

犬を救出したSSPCAスタッフも、現場の状況には驚きを露わにしている。

 

「人やペットが生活するには全く持って不適切な環境でした。残念ながら2匹のジャーマン・シェパードの“ロージー”と“アーティー”は衰弱が酷く、特にロージーは自力で頭を持ち上げられないほど弱っていました。メスのジャック・ラッセル・テリアは後ろ足を負傷していて、骨が見えていた状態でした。獣医に診せたところこの3匹は痛みも酷く、衰弱状態も激しかったので、やむなく安楽死せざるを得ませんでした。」

 

今回の件で、当然エレインは家を追い出された。しかし排泄まみれの家の損害はおよそ25,000ポンド(約370万円)にも上り、修繕費用は大家が出さねばならないそうだ。10月8日に刑務所に収監されたエレインについて、SSPCAスタッフは「14週間の実刑判決が出たことに満足しています。動物を虐待することは犯罪であり、何らかの処罰が与えられて然るべきなのです」と述べている。

 

画像は『The Scottish Sun 2018年10月8日付「HOUND HORROR Woman who exposed one of worst animal abuse cases sheriff had ever seen reveals her horror after uncovering sickening conditions in Irvine」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

 

 

~転載以上~

 

 

実刑判決および生涯ペット飼育禁止令。日本でもこのくらいは当たり前になってほしいと思います。