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今日から始まるお芝居 組曲虐殺 ゲネプロをみてきました!

原作は井上ひさし最後の戯曲。
蟹工船で知られる小林多喜二が拷問で29歳の若さで亡くなるまでの「なぜ」
を描いた作品です。

小林多喜二の人生は恥ずかしながらぜんぜんこれまで
知らなかったのでとても衝撃的で魅力的で素直で刺さるものでした。
「世界の理不尽で不平等なこと」

数年前蟹工船が脚光を浴びましたけど、
いまの時代だからこそ、感じる大きなメッセージがあって
久々にいい舞台をみたなあ~と、しばらくヒリヒリと、でもぽかぽかしたものが
残りました。

また出演陣が素晴らしかった!
井上さんも高畑さんの輝演技。石原さとみちゃんもかわいかった。

しかしなによりJAZZ好きな私にとって
音楽が小曽根真さんのものだということ。
はじめは見間違い?かと思ったら舞台で生で弾いていらして。
いつものジャジイな演奏とはまた違う、やさしく柔らかで
音がささるような音楽はまた見所です。

小曽根さんの奥様の神野さん出ていらっしゃいます。
すばらしい芝居でまたなにより感動しました。


師走の忙しい時期ですが
是非足を運んでみてくださいね!