ここで少し我が子について、
少しお伝えしておきますね。
たった10ヶ月で慶應幼稚舎と横浜初等部にW合格!
なんて謳っていると、
「めちゃくちゃ優秀なお子様だったんですね!」と
言われることが多いんですが、違います。
ほんと「この子ひとりで生きていける?」と
めちゃくちゃ心配な子どもでした。
我が子はとても繊細、慎重な性格で
素足に砂がつくことも嫌がるような子でした。
私が会社員をしていたので、
0歳児から保育園に通っていましたが
進級のたびに増えるお友達にも警戒して
部屋のすみからじっと観察していました。
ちょっと悲しいことがあると、
部屋の隅(90°の角)に顔を押し付けて、
人知れずひとりでシクシク泣いている始末。
子どもらしい向こう見ずな行動など無縁。
そこで私が心掛けていたのは、
我が子の内にむきがちなエネルギーを
外に発散させること。
つまり、身体をいーーっぱい動かして
「うわぁ〜、疲れたぁ〜〜〜」という
心地よいエネルギー発散を経験させることでした。
平日は家と職場と保育園の往復で終わるので
休日が勝負。
隙あらば、公園に連れて行って遊ばせてました。
ちょっと難しい遊具は怖いと言って
もちろん上に登ってみることもしないので、
大量の「大丈夫だよ」の声掛けで挑戦させ、
その後、自力でどうにかさせるという
少々強引な荒治療。
「私がこの子をどうにかしないと、
この子は絶対に社会でやっていけない!」
こんな確信があったからこそ、
ある種の危機感と母としての使命感を持って
子どもに向き合ってきました。
「自分でどうにかする逞しさを持ってほしい」
それだけが私の願いでした。
(続く)
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