こんにちは。
小学生教員のさくらです。

部活動、やらなくても文句言われる。
やっても文句言われる。

そもそも業務時間外のボランティアなのに。
親切でやっているのに。


文句言われながら、とりあえず一度引き受けたんだから…とやり続けた。


新学期。

部活担当者会議。

一応部活動は任意参加という体になっているので、『協力していただける先生は集まってください』という放送が流れました。


わたしは敢えて行きませんでした。

『やりません』の意思表示。

教室に篭って新学期準備をしていました。

そこに他の先生が来た。

『担当者会議始まりますよー。』

さくら『わたし今年は参加しないことにしました。朝厳しいので。子ども小学生になったし』

『え?』と空気が固まる。
『参加するのが当然』という空気…。

とりあえず『わかりました』と、その先生は、去りました。


しばらくして登場!

校長。

校長『さくら先生、部活動今年はやってもらえないですかねぇ』

さくら『子どもが小学生になって、朝早くは厳しいんです。』

校長『でも皆さんにやってもらってますし』

さくら『それぞれ家庭の事情が違い、ウチは両親も県外にいて何も頼めないし、主人も一般企業で通勤にも時間かかり朝早いのです。わたししか子どもたちの朝の世話できないので…』

さくら『それに…』

と、わたしは去年のモヤモヤした気持ちを少〜しだけ吐き出しました。

さくら『去年もだいぶわたしとしては無理して頑張ったつもりなんです。朝も主人に仕事を遅らせてもらったり、できる土日の引率をしたり。音楽を教える能力はないにしても、楽譜の読み方を教えるくらいはやっていたんです。でも、それでも『さくら先生は部活何もやってくれない』と音楽の先生から陰で言われていたので…。給食の時の職員室で言われていたので、校長先生はご存知でしたよね?これ以上できない程頑張っても足りないと言われてしまうなら、安易に引き受けないことに決めました。ご理解ください。』


これには校長も何も言えない。

校長『これは校長としてはお願いしかできないものですが、できる限り協力してください』

わたし『土日の演奏会引率とかでしたらできますので声掛けてください』

そして校長は去っていきました。

とりあえず免れた!そして、少しだけ鬱憤も晴らした(笑)


めでたくわたしは、部活動担当から免れました。

でも、1つ心苦しいこと。


部活の子どもたちが
『なんでさくら先生、部活担当じゃなくなっちゃったの?一緒にやって欲しかったのに…。他に色々話せる先生いないのに…』
と、寂しがってくれたこと。

そうだよね。君たちには大人の事情は関係ないよね。
ごめんね…。

『何かあったら教室に話においで。楽譜読めなかったら聞きにおいで。』

でも、今年はあまり部活動なかったからあんまり関係なかったけどね(笑)

さ、来年度はどうなるかなぁ…

とりあえず部活動についてはこれでおしまい。

おわり