額を思いっきり椅子の角にぶつけて
痛くてうずくまるうちに
子供みたいにボロボロと
涙が出てきた。
さっき読んだ子育て本に
親の自己肯定感の話がでてきて
自分の子供の頃を思い出しながら
額が痛いことを言い訳に
涙が どさくさ紛れに溢れでた。。。
わたし、寂しかったんだよなぁ。
6人兄弟の女1人で
すごい可愛がられたでしょ？って
よく言われるけど
確かに可愛がってはもらっていたけど
もっと お母さんに甘えたかった。
お母さんにだけ聞いて欲しい話があっても
お母さんの側にはいつも兄弟がいて
聞いて欲しい話を よく
言わずに我慢してた覚えがある…
小さな家で
兄弟たちは相部屋だったけど
「女の子だから」と
特別に早いうちから
1人部屋にしてくれた。
それは嬉しかったけど
部屋や時間の管理の仕方が分からず
当時は親に聞くことも思いつかなくて
部屋の片付けができない自分が
すごく嫌いだった。
お母さんからの注目を浴びたくて
進んでお手伝いをしていた。
特にお母さんが出かけている間に
サプライズでお掃除しておくと
「やっぱり女の子ね〜♡」
と、とびきり褒めてくれるのが
嬉しかった。
そう。
お母さんみたいになりたくて
いつも家事する姿を見ていたから
お掃除はできた。
でも、段取りよく物事進めたり
順序立てて考えたりすることが
とても苦手だから
片付けが 上手くできないの。
考えてみたら
そういうとこ、細かく気付いては
もらえていなかったんだなぁ…。
子供が6人もいたら、仕方ないよね
母は逆に、そういうの得意なタイプだから
分からなかったんだろうな…
お母さんに好かれたい一心で
いい子ぶってばかりいたから
「しっかり者」と
勘違いされていた。
男兄弟は
いつも喧嘩したり ふざけ合ったり
ギャァギャァうるさくて
わたしはよく
耳を塞いで部屋にこもってた。
早く、この家を出て
1人で暮らしたい‼️
と、ずーっと思ってた。
実際はまだまだ全然育ってなくて
しっかり者なんかじゃないのに
等身大の自分の心を
聞いてもらう努力もあまりしなかったから
なんか変な癖がついちゃって
今のわたし、そういうとこ
あの頃からちっとも
成長できていない気がする。。。
母親の影響って
めちゃくちゃ大きいね。
わたしは子供たちに
どんな影響を与えているのかな？
おやすみなさい。