「スピリチュアリズム運動の本質 ― 霊界主導の地球人類救済計画」と、「救済の観点から見たスピリチュアリズムの全体像」に関する言葉
〈1〉 地上世界は流血と苦悩の涙と敵意にあふれています。霊的無知の中で地上人は、神の摂理にそって生きるのではなく暗黒と絶望へ向かう道を選択してしまいました。
『 教え・上 』P43/後4~2


〈2〉 私たちは常に霊的真理の宗教的意義を示そうと努めています。なぜなら地上人類がその霊的な重要性を認識すれば、戦争や流血による革命よりも、遥かに大きな革命が生じるからです。それは“魂の革命”と呼ぶべきものです。
『 教え・上 』P40/後1~ P41/2


 


地上的なものに心を奪われて、その分だけ、霊としての義務を怠れば、地上的な富 は増えても、こちらの世界へ来てみると、自分がいかにみすぼらしいかを思い知らされます。
『到来』 P65


人生の最高の目標が霊性の開発にあることを、ゆめ忘れてはなりません。自分の永遠の本性にとって必須のものに目を向けることです。それは人生について正しい視野と焦点をもつことになり、自分が元来不死の魂であり、それが一時の存在である土塊(つちくれ)に宿って自我を表現しているにすぎないこと、心がけ一つで自分を通じて神の力が地上に顕現するという実相を悟ることになるでしょう。こうしたことは是非とも心に銘記しておくべき大切な原理です。日常の雑務に追いまくられ、一見すると物が強く霊が弱そうに思える世界では、それは容易に思い出せないものです。ですが、あくまで霊が主人であり物は召使です。
『 シルバーバーチの霊訓1 』P116



〈1〉あなた方は本来が霊的存在であり、それが肉体という器官を通して自己を表現しているのだということです。霊的部分が本来のあなたなのです。霊が上であり身体は下です。霊が主人であり身体は召使いなのです。霊が王様であり身体はその従僕なのです。霊はあなた全体の中の神性を帯びた部分を言うのです。
『 シルバーバーチの霊訓1 』P26/後3~P27/2


〈1〉“ナザレのイエス” と呼ばれた人物を通して顕現した霊は、二千年前に開始した使命を成就すべく今なお地上界へ働きかけています。
『 教え 上 』 P139/5~6


〈2〉その後、イエスは進化し、彼を通して現れる霊的意識は、地上時代とは比較にならないほど次元が高くなっています。当時、地上で現れていた意識は、必然的に時代的な制約を受けざるをえませんでした。とは言え人類史上、イエスほどその霊を顕現させた人物はいません。彼ほど大霊の摂理をはっきりと体現してみせた人物はいないのです。
『 教え 上 』 P140/1~5



儀式よりも生活の方が大切です。宗教は儀式ではありません。人のために役立つことをすることです。本末を転倒してはいけません。― 気高い奉仕の生活を送れば立派に“宗教的人間”でありうるのです。そういう生活こそ、内部の霊性を正しく発揮させるからです。
『 地上人類への最高の福音 』 P272/10~P272/15

 

 

〈1〉なぜなら、唯物主義によって混乱が生じているからです。昔からの間違った神   “黄金の子牛すなわち“金銭第一主義”がはびこっているからです。唯物主義はその本質が、貪欲・強欲・利己主義に根ざしています。同じ天体に住んでいる他者への思いやりも気遣いもなく、ひたすら自分の快楽と蓄財に励みます。唯物主義が、対立・戦争・怨恨を生み出すのです。これらは、物質がすべてである、死は人間の生命の終わりである、したがって物質を求めるのは当然であると考える唯物主義の副産物です。こうした考え方は、地上世界に暗黒と困難、闘争と暴力と憎しみを生み出します。

『 Lift up your Hearts 』


〈2〉私たちは、今度こそは“唯物主義”と“利己主義”の勢力が絶対にはびこらないように努力しています。そのためには人間みずからが、その勢力に負けないようにならなくてはいけません。日常において発生するさまざまな問題に霊的真理を活用することによってのみ、人類の前に迫りつつある恐ろしい破局を防ぐことができるのです。

『 教え・上 』P53/後1 ~ P54/3

 

 

イエスには使命がありました。それは、当時の民衆が陥っていた物質中心の生き方の間違いを説き、真理と悟りを求める生活へと立ち戻らせ、霊的法則の存在を教え、自己に内在する永遠の霊的資質についての理解を深めさせることでした

『シルバーバーチの霊訓 3巻』より P121/7~9

 

 

 

「地上人類の最大の問題点は、大霊よりも黄金の子牛(金銭)を崇拝の対象としている者が多すぎることです。欲の皮がつっ張れば霊性はしぼみます。霊性が第一であることを一人でも多くの人に説かないといけません。地上のいかなる財産も、この世かぎりのものです。来世までもっていくことはできません。」
                                        『シルバーバーチ最後の啓示』 P63

アーメン