色んなログを見てきたけど、シタ夫の行動パターンってだいたい同じ。
発覚するまでは隠すけど、発覚してからは開き直りが始まる。それはうちも同じ。

ただ、舐めないでもらいたい。妻が夫の浮気を嗅ぎ分ける能力を。
たまに上手に隠せる浮気旦那もいるかもしれない。でもそれはあくまで短期的な浮気であって、火がつき気持ちまで持っていかれた場合、本人は隠しているつもりでも妻には浮かれポンチの本能丸出し。脳みそお花畑猿がハッキリクッキリスキャンされてる。


今までの
時間経過をざっと書いておきます。

2019  5月ぐらいから旦那がおかしくなりはじめる。
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飲み会が増え私を避け始める。
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スパイに聞いてA菜という存在を知り、私もおかしくなりはじめる。
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スパイの身の安全保障の為、情報の出処は伏せながら、ボロが出る度、全部知ってます感で徐々に旦那を追い詰める。常に猜疑心に悩まされその度旦那を糾弾。逆ギレされ態度を改めるどころか、私を切り捨てようと離婚と言うワードを出した旦那に驚愕。初めて体調を崩す。
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毎日のように酒を飲み、管を巻いて、旦那の会社に暴露すると、脅す日々。さすがにそれが1番嫌なのか。
急にA菜から説明したいと申し出。
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同年8月。A菜の気持ちを直接確認。今まではふたり何もなかったと証言。もう二度と2人きりでは会いませんと誓約書を書き和解。
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旦那、想像以上に凹む。←今ココ




スパイについて。
当初私が恥を忍んでスパイ招集した時、さすがに誰しも口は重く、ワシら夫婦間のトラブルに関わろうとしなかった。
そりゃそうよね。誰でも、対岸の火事にわざわざ飛び込もうと思う人はおらん。でも、秘密厳守を約束し、根気強くお願いした事と、家での旦那の傍若無人ぶりに耳を傾けてくれると、あまりの会社での旦那の態度とのギャップに同情し、だんだんと話してくれるようになった。もうその頃には、会社では、二組の不倫カップルの事は周知の事実だったと思う。

旦那は30歳の時前の会社から引き抜かれて今の会社へトラバーユした。その頃、今の会社では、40代から50代の社員がストライキを起こし、大半が一気に退職した後だった。だから入社当初、必然的に旦那の上司は数える人数しかいなく、基本同僚は年下。引き抜きと言うのもあり、仕事だけはできたので、用意してくれたポストの待遇は良かった。
入社してすぐ娘が生まれて、その頃の後輩たちも次々と結婚し、子供が生まれ、社員全員が仲良く家族ぐるみで親しくしてたから、その環境はラッキーだったかもしれない。
ただ、だからこそ、スパイから情報を聞いても彼らの身の安全は、保障しなければ、会社での旦那との人間関係、そして築き上げてきた各家族達との絆もぎくしゃくしてしまう。それだけは避けなければならない。それとともに、もしスパイが特定されれば、今後の情報収集にも支障が出てしまう。旦那といくら喧嘩をし、知ってる情報を問い詰めても、誰からどんな情報が入ってきているのか、そこはあいまいにし、絶対知られてはならなかった。
それは、スパイ同士に限っても同じこと。誰からどんな情報が私に入っているか、そんなこともスパイの誰にも言わなかった。
スパイの情報に基づき、
旦那を追求するたび、『なんでお前がそんなこと知ってんねん。どこから聞いてん?』
よく聞かれるようになった。さすがに、怖いよね。翌日には妻が飲み会であった出来事ほとんど知ってんねんから笑。それも、大概大人数で飲んでるせいで、本人もスパイの特定は難しかったと思う。だからそう聞かれるたびにごまかして酔っ払ったあんたが言うてたやんと旦那本人のせいにしたり、ときには悪いことはできひんねん。私は何でも知ってんねんなどと話をごまかしてた。
スパイの存在には気づいてはいただろうけれど、同僚が私側に着くとは思いたくなかったんだろう。
先に書いた通り、旦那の会社での地位は、工場の中ではまーまー高く、このことがあるまでは人望もありそれなりに尊敬もされていたはず。それがたった1人の若い子娘が入ってきたのを境に、今まで築き上げてきた社会的信用を一挙に失い人間としての本質の弱さをさらけ出し、機能不全を引き起こし、そのことで暴言を浴びせ、傷つけないがしろにし、病院送りにした妻から家庭不和の全てを暴露され、そして、今後会社でA菜と旦那との距離が離れることで、A菜からヤツが見放された事実が同僚たち全員に露呈していく。




恥辱にまみれた社会的制裁を受け続ける。
それならそれまで受けた辛酸と屈辱を許してやろうとその時は、そう思っていた。


















どんな顔して帰ってくるかと心配して待っていると、昨日の夜よりは若干マシにはなっていたが、死んだ魚のような目で帰ってきた。
娘が部屋に入ったタイミングで
『どうやった?話した?』と聞いてみた。少し黙って『どうこうもない。ただ俺がごめんなって謝っただけや。それ以外何をしゃべることがあるねん。』そう言ってそっぽを向いた。『他には話さなかったん?』そう聞いたら、『ご夫婦の事はご夫婦で解決してください。←これ愛人がゆーやつやんムカつく!!
そう言われた。』そう言って携帯のゲームをし始めた。
これ以上話をしてもまた追い詰めるだけだし本人も辛いと思い『この話はもう終わりにしよう。私もなかったことにする。だからもう私が心配するような事はせんといてな。』それだけ言って、それからしばらくは何もなかったように暮らし始めた。