スパイ2(推定44)
真面目  プライド高い
情報収集能力ランクA
基本ヤツに従順だが内心面白がってるふしあり
飲み会には大概参加



『私のお母さんと○○さん同じ歳なんですよ。』



(ꐦ°᷄д°᷅)💢



て顔してるワシに畳み掛けるように話し出すA奈。

『実はウチ両親離婚してて。○○さんが母親世代なんでお父さんみたいな気がしていろんなお話聞いて頂いたんです。お仕事の面でも人間性的にもとても尊敬出来る方ですし優しいお人柄なんで入社してから本当に良くして頂いています。確かに飲み会では私の家が遠いのでわざわざ途中まで送って頂いてましたが、私はいつも大丈夫です。てお断りしてたんです。
でも○○さん飲み会に誘った責任があるからって言うて毎回付いてきてくださるもんですからつい甘えてしまって。』


なんかよーできた不倫ドラマのプロローグのよーな
模範解答にもう不信感。
妙に被害者ヅラした小賢しさが鼻につく。



今回
私が確認したかったことはいくつかある。



スパイ2  A奈の見解


『ももままさん、実はあの子最初の頃は○○さんじゃない他の若手にコナかけてたんですよ。

入社した時のあの子の挨拶、○○さんから聞きました?前の会社の退社理由、『私、誤解されやすいタイプなんです。皆さんくれぐれも誤解しないでください。笑。よろしくお願いします。』ってみんなの前でゆーたんです。その時はちょっと際どい冗談って感じで社長も社長の奥さんも含め社員みんな笑って終わったんですけど
よく考えたら普通の挨拶じゃないですよね。

で、そのHは彼女一筋で、全く相手にされなかったんです。そもそもA奈既婚者やしね。そしたら態度急変してH(A奈より年下。勿論入社時期は先輩)にエラソーにしたり無視したりし始めて…
あんまりあからさま過ぎて他の若手はみんなわりかし早い時期に警戒しはじめてたんです。

その同時期に仕事終わりみんなで飲みに出かけた席で○○さんがネタでももままさんやヒメちゃんの推し活の話をしたんです。
ラジオ出演した話とかツアーの遠征に一緒に行ってる話とか。
そしたら酔っ払ったあの子が○○さんの奥さん(ワシ)いいなーとか理解があって羨ましいーとかいい出して、それからずっと○○さんにくっついてたんです。そん時はコイツ酔っ払ってんぐらいな感じであんま気にしてなかったんですけどその日○○さん、心配してその子帰るの送って行きはったんですよ。結構長い時間戻って来なかったんでみんなでちょっと心配たんで覚えてるんですけど。
それでその次の日の朝、前夜飲んだメンバーで飲みすぎた話してたんですけどA奈が○○さんに対してタメ口なっててびっくりしたんですよ。笑って肩叩いたりボディタッチしたりして急激に距離が縮まったなってみんな感じたと思います。

それからですね。飲み会では必ず○○さんの隣に座るようになって。それ以降○○さんのお気に入りですって顔で俺らにも馴れ馴れしくなってきたんで俺は距離とったんですけど○○さんがあの子を飲みに誘う以上俺らもなんも言われへんし。
知ってると思うんですけど会社では昼休み、弁当食べたあと、それぞれの場所でみんな仮眠するんです。
○○さんもずっと何人か一緒に仮眠してたんですけど弁当の後消えるようなってたって聞いて不思議に思ってたら工場の隣にある寮にA奈とふたりでいるの見たってヤツがいて。

確かにみんな怪しいとは思っていると思います。A奈、変な雰囲気出してましたから。でも決定的な行為は見てません。ほんまです。
それもあってももままさんに言えなかったんですけど…
なんかすみません。




○○さんはももままさんには
なんて言うてはるんですか?』