毎年、同じようなことをよくやってるよね。

 

いや、自分でもそう思うんですよ。

 

まさかここまで続けているとは、というのが正直な感想です。振り返れば、先のことなんか考えずにやり始めてましたからね。何週間後かの記事に書きましたが、自分も時間は有限ですし、今後どうするかは考えどころですよね。

 

というか、どうするもこうするも、そもそも論的に言えば、このブログの今後の方向性について、未だきっちりとした戦略を立てていない、ということ自体が問題のように思います。うん。

 

もちろんね、まぁ、毎年この時期、去年とはちょっとずつ違ったグラフを見るのもね、まぁぁぁぁぁ、面白いっちゃ面白いのかな。例えば、疫病三年、コロナがJWにどういう影響を与えているか、今後はどうなるかを予測しながらほぼリアルタイムに見てましたよね。

 

ただそんなふうにパンデミックと社会と新宗教の関係を見て、あんた、どうするん?

といわれると、実に返す言葉もない。

 

うん。

 

 

今思うのは、至高者に地球全土と私の脳内をお花畑にしてほしい。

 

 

前振りが長くなった。

では記事。

 

・・・・・

 

 

少し前に、集会で日本の聖書レッスン数が一年で20%増加したとか扱われました?

 

過去15年ぐらいの推移をグラフで見ればね、何言ってるん?

 

大本営発表?

 

そんなレベルですけど。

実際、打つ弾がないんでしょうね。

 

実に、悲劇的です。

 

・・・・・

 

さて、今回は「聖書レッスン数」に関するグラフ2枚です。

 

あと頁末にコロナ禍にまつわる宣教制限等の推移を記載。

違うところがあったら、教えてくださいね。

 

そして最後にオダマキ(?)の花の写真

 

以下、ほぼ2千字。(← まだまだ、なげーよ。)

まずはグラフをどうぞ。

 

⑤ 聖書レッスン数とバプテスマ数 2023

 

・赤線=聖書レッスン数

→ 2023年は明確に右肩上がり、前年2022年比で20%の上昇に。

 

原因は、野外の戸口でのレッスンが再開され、家の人が自覚なく計上されているせいだろうか。

 

→ ただし2016年比だと未だ66%レベル、すなわち44%減

 

NHK宗教2世のプロジェクトが続いた中、2024年はどこまで戻せるか?

たとえ2016年比で70%まで戻せたとしても、11万2千程度

80%まで戻せたとしても、高々12万8千程度か。

 

世界的に見れば、聖書研究(レッスン)数とバプテスマ数には強い相関がありますが、レッスンの計数方法もいつからだったかハリボテになっている(データの質が変わった)ので、その点、注意が必要です。

 

・青線=バプテスマ数(数回前の②のグラフと同じ)

→  コロナ禍中では聖書レッスン数とバプテスマ数に正の相関があるように見える。

 

そもそも研究が始まってもバプテスマまでには、どんなに短くたって1年、通常は2~3年?かかるから、これは単なる偽相関(→ 見た目だけの相関、因果関係ではないという意味)。実際、グラフを見てみると2008年から2016年の間で赤線と青線には相関が全くない。

 

コロナ期間中に偽相関が出た原因は、次のようなものか。

 

・コロナ明けに向けて野外でのJWの活動が活発になった → 聖書レッスン数増加

 

・コロナ期間中にバプテスマ予備軍に”終わりの日”危機感が熟成?されてバプテスマ予備軍の在庫がはけた。あるいはただ単に行動規制が強かった2021年に受洗しなかった人たちが2023年に受洗しただけ? → どっちにしろ、バプテスマ数増加

 

なのでグラフからテクニカルに予測すれば、たぶん今後、バプテスマ数自体は(今までの傾向どおり)落ち込みを続けて、2026年ぐらいには1,500ぐらいになるんじゃないかと思う。

 

落ち込まない理由がボクには見当たらない。

 

だって、”JWブランド自体” が地に落ちてるから。

 

そんな中、いくら奉仕者が戸口(Place)に立って宣教・販促(Promotion)を続けたって、信者は増えないだろう。しかも昨今の支部のマスコミ対応なんて(これもPromotionの一環のはずだが)、最悪、マイナスの影響しかない。それにそもそも宣教内容(Product)自体に魅力が乏しいし、しかも信仰の代価(Price)が非常に大きいことも検索して口コミを読んだり報道を目にすればすぐに分かちゃう。


参考:Product, Price, Place, Promotion

 

現状では、一般人からの新規信者獲得(バプテスマ)はかなり難しいでしょね。

ゼロではないにしても。

 

 

この辺の話をすると、ま、元信者としては、なんかやるせないものを感じるんですけどね。

 

 

 

次。

 

 

⑥ 伝道者一人が持つ聖書レッスン平均数(日本と世界)2023

 

ま、ご覧の通り。

 

伝道者一人が持つ平均的な聖書レッスン数について

 

昨年2022年比で考えれば、

日本では20%アップですが、

世界では25%アップですね。

 

ま、2016年比で考えれば、

日本では40%以上のマイナス

世界でも30%以上のマイナスですが。

 

ま、JWにとって日本は非産出的な場所です。

 

 

で、まとめ。

 

どちらにしろ、バプテスマにほぼほぼ結びつかない上っ面だけのレッスン数の数字は、日本でも世界でも、今後数年、そこそこのレベルまで回復していくはずです。

バプテスマ数が上昇することがあっても、それは一時的なものにしかなり得ない、

 

数年来お付き合いいただいている読者の方々にもお分かりの通り、日本のJWではこれからも、長い下り坂の時代徐々に勾配を急にしつつ続くことでしょう。

たぶん。

 

しかし、世界全体でも2016年の1.24をピークに減少しているあたりが気になりますねぇ。衰退の兆しでしょうね。

 

 

最後、コロナ関係の覚書。

 

【コロナ禍と集会・宣教、忘れちゃうので覚書】

・ 2020/3月頃(2021奉仕年度の第3四半期頃

「じかに会う形の宣教」「王国会館での集会」を停止

 

・ 2020/3/1頃(2021奉仕年度の第3四半期頃

伝道者カウントのための奉仕時間制限(月最低1時間以上)を撤廃開拓者の要求時間(年840時間)を停止。(補助開拓者の月50時間は継続

 

・ 2020/4月(2021奉仕年度の第3四半期頃途中

zoom 記念式

 

・ 2022/4/1(2022奉仕年度の第3四半期途中

「王国会館での集会」を全面再開、記念式もzoomを使いつつ屋内開催可

 

・ 2022/6/1(2022奉仕年度の第4四半期

「じかに会う形の宣教」を再開

 

・ 2023/3/1(2023奉仕年度の第3四半期

開拓者の要求時間を縮小再開。正規開拓者の要求時間は年(840→)600時間に、補助開拓者の要求時間も月(50→)30時間(3月、4月、巡回監督訪問月は15時間に、特別開拓者&宣教者は月(140→)100時間(40歳以上の女性は90時間)に縮小。

 

実にきれいさっぱり忘れてます。まあ、期間中を含めてず~っと中にいなかったし。

上に書いたので間違いなかったでしょうか?あと、なんかありましたっけ?

 

ご記憶にありましたら、教えてくださいまし。

 

・・・・・

 

去年の花。オダマキ、だと思う。

5月中旬 苫小牧市 学校横の道端

 

(記事の終わり)