京大診察の続き…


皮膚科と神経内科の結果は思いのほかうれしいニコニコ結果だったけど

膵島移植内科はなんか嫌な感じは予感してたむっ


先生に検査結果を見せられ、予感的中。

血糖は200台。このところ京大の採血では、低血糖が多かった割に高い。

炎症反応は標準で、先月のインフルエンザの時に比べると良好。

脱水、カリウム、ナトリウム関係は低いけど、これは高血糖続きだし、毎月低いからまあしょうがない。

問題は…

クレアチニンだ。

もう2年はなるだとうか?

クレアチニンが標準以上になって・・・

一応、先生が決めた「限界値」を超えた場合は

恐怖の生検になり、腎臓内科の先生も交えた診察になる

と、先生に脅かされながらギリギリのところをうろうろうろうろ


何度か限界値になっても、「来月まで様子見ようかね~」と温和な先生はいつも待ってくれた。

先月も限界値だったが、インフルエンザだったので様子見になった。

連続で限界値を超えたのははじめて・・・

だけどついにアウトしょぼん


腎臓に針を刺して、細胞を取る検査をする。

ネフローゼの時に一度したが、めちゃくちゃ痛いわ、半日以上同じ姿勢でのまま動いちゃいけないし

辛かったから、したくないんだけどねガーン


先生は優しく話してくれたけど、なんかいつもと感じが違う気がした。

私 「でも先生、蛋白は検査では降りてないですよね」

先生「うん、だから糖尿病からくる合併症でもないね」

私 「じゃあ、ネフローゼ?でもネフローゼの時は蛋白が+5だったけど??」

先生「ネフローゼでもない。」

私 「じゃあ、原因は??」

先生「それが解らないから、腎臓内科の先生に診てもらわないといけない」


「原因不明」聞きなれた言葉だけどね・・・

結局、原因が解らない時は、大抵IDDMだからかな・・・ってなるんだけど

今回は最初から、IDDMとは関係ないから、不安。


で、この1カ月の状況を報告。

前もって話してたらけど、体重が減っている事がやっぱり問題らしい。

目標体重は身長から考えると50キロあってもいいけど、41キロを一応保つようにして

40キロを切らないように。

が、インフルエンザ以降、低血糖がなくなり高血糖続きで、体重も減ってる。


高血糖については、あまり深く先生は考えてない。

なぜかと言うと、これはきっと患者と医者との考えの違いなんだけど

医者は低血糖を極端に嫌がると良く聞く。

もちろん低血糖は昏睡になり死にいたるし、私の場合無自覚で、何度も昏睡になってる。

だから先生も敏感になるけど、実際私自身は痛くもかゆくもないので平気。

それに比べて高血糖は、下痢が止まらない、頭痛や腹痛に吐き気、とにかくしんどい。

酷い時は歩けず這って動くしかない。

高血糖をどうにかしてと思うが、インスリンをどんどん打てばいいと言う先生もいる。

主治医がそんな考えではないが、

先生「前に比べて高低差が激しくはないよね。400台と高いけど差があまりないからまだいいかな」と。

本当はしんどいからどうにかしてほしいなあと思うけど、

今まで先生もいろいろ方法を考えてくれてるから、あまり言えなかった。


で、体重についての自分の予想では、計算通り打っててもインスリンが足らないから、脂肪や筋肉をインスリンの代わりにしているから減ってるんだと。

実際、検査結果からも脱水気味でケトンも多い。

脂肪や筋肉を使い、ブドウ糖を消化すると、ケトンが出るという仕組みだからだ。


でもお腹もけっこう空くし、食べてるんだけど食べた分だけ減ってる気がする。


先生に聞いてみると、やはり予想は的中。

インスリンが足らないのかは不明だが、インフルエンザを気に身体のホルモンバランスが

何らかの原因で変わってしまったらしい。

だから今までの計算式が当てはまらないわけだ。長年データを積み重ね先生が編み出したのにすみません


先生も説明は・・・

インスリンが足らず、私のただでさえない脂肪や筋肉を使って血糖を下げようとしている。

そうすると、もちろん体重は減っていく。

そのため、ケトンが出て、脱水症状になる。

尿が多くなり、頻繁にトイレに行くのもそうだ。

腎臓は身体から血液を濾過して老廃物や塩分を尿として体の外へ追い出す。

身体に必要なものは再利用し、必要のないものを体外へ出す。

元々腎臓が悪い私だから負担が人よりかかっているところに、さらに必要な脂肪や筋肉をインスリンの

代わりに使ってしまい、その廃棄物を体外へ出そうと腎臓に送られる。

となると、腎臓はフル活動以上に働くが、負担は大きくなってきている。

腎臓の働きが悪くなると尿が出なくなり、老廃物や毒素が体に蓄積されてしまう。

最悪・・・透析、腎臓移植になる。


そこまではなっていなくてもショックヒナタ


ネフローゼの時は食事制限と利尿剤を飲んで何とか良くなった。

タンパク質を控えるのは、牛乳や卵が好きな私にはかなり酷だったけど。

今回も食事制限をすれば・・・と思い先生に聞いてみた。

先生は「食事制限をできるのであればしたほうがいいと思うけどね、ももさんの場合難しいんだ」

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今の私の食事量でタンパク質を制限すると、量もカロリーも少なすぎらしい。

野菜中心、肉より魚、炭水化物はパスタ以外ほとんど取らないときてる。

お米や炭水化物の中でもGI値が高いじゃがいもなどを食べると、すぐに血糖がアップ急上昇し

下痢が止まらなくなる。

そのため、お米は1週間に1回も摂らない。パスタはGI値が低いので計算量のインスリンを打てばOK。

卵や乳製品もなぜか食べると血糖がアップで、吐いたり下痢したり。

油や肉もけっこう食べるとしんどくなる。

特技かもしれないけど、一口食べるとGI値が高い食べ物か、カロリーが高いか何となくわかる。

食べると、頭痛や腹痛などして血糖が上がってくる感じがあるから。


この食生活の状態で体重をキープできているのは野菜や魚からの炭水化物、タンパク質や脂質。

腎臓を考えてタンパク質を制限すると、代わりに炭水化物と脂質を多く摂らないといけない。

下痢やしんどくなるのを解ってて摂れとも言えないし、唯一の栄養源になっているタンパク質を制限しろとも言えないと。。。

タンパク質を制限すると、大好きな豆腐や大豆も食べれないし

今の食生活で考えるとしらすや魚類、昆布などの海藻も食べれなくなるんだよね。

大好きなものばかり泣きおまめ

炭水化物と言っても、パスタを毎食食べるぐらいかも。

それに私は甘いのが大嫌いだしトホホ


腎臓に負担をかけず、体重を減らさない食事って難しいということに。

先生はパスタ毎食食べても良いから、もしできそうなら試してみてと。


来月は腎臓の精密検査をして、栄養士さんにも入ってもらって診察をすることになった。

Na(ナトリウム)は低い値だから塩分制限はないからまだましなか。


なんかインフルエンザ効果で良い事があっただけに、最後に大どんでん返しだね。ショック!


計算式は、インスリン効果が下がってると言うことで、1単位50として計算式を日中だけ変更。

少し先生がデータを見ながら、考えてくれることになった。


お昼お腹空いていつもの喫茶で、BLTクラブハウスサンドを食べたけど

炭水化物のフライドポテトがなんか気持ち悪く、サンドイッチのバターも気持ち悪くしょぼん


まあ凹んだけど、帰りに先生が長年使っていた血糖測定器を5年ぶりに新しいのに替えてくれたにひひ

チップは今までのを使えるし、カラーだし何より画面がイラストで説明してくれて便利。


Laughter-Brings Good-luck MOMO

Laughter-Brings Good-luck MOMO


Laughter-Brings Good-luck MOMO


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血糖の記録も今のよりたくさん記録できるしね。

本当はUSB接続のや、ケトンが自分で解る測定器が良かったけどまあいいか。

ケトンが見えれば、毎日どのぐらい自分の脂肪をインスリンの代わりに消化してるか解るのにな。


帰りのバスの中どよよんと。

親にはあまり診察結果は言わないけど、どうしょうかな~と。

珍しく日帰りで帰ったのも、何となく家に帰りたかったから。

帰ると、母も娘もまだ起きててくれて、娘の好きなりんごパイをお土産で買って帰ったから

母と娘に切ってあげて、何となく私もほしくて食べた。

甘いの食べたら太るかもしれないけど・・・

やっぱり可愛いので、無理だった笑


とにかく前向きに考えるしかないガンバ