※ご注意※

本記事は、物語及びキャラソンCDのネタを含む可能性がございます。

注意点詳細は、こちらをご覧下さい。

 

 

 

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こんにちは。

 

作詞のMomoka Shiroyama です。

 

今回は、

2018年9月28日に発売となりました、 

TVアニメ 覇穹 封神演義(はきゅう ほうしんえんぎ)

Blu-ray&DVD 第7巻 初回限定版

…に入りましたキャラクターソングアルバムCDより、

 

私が作詞提供させて頂きました

4曲の内の1曲

 

【∞の櫻 ~Eien no Sakura~】 

 歌:普賢真人(CV.島﨑信長さん) 

作詞:Momoka Shiroyama/作曲:玉木千尋/編曲:玉木千尋 

 

につきまして、

ライナーノーツ(解説)を書かせて頂きます。

 

 

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そして、実は、こちらの作品は

CDのレコーディングに参加させて頂いたのですが

 

その時、歌って下さいました

CV.島﨑信長さん

と、お会いすることができました (^^)☆

 

その辺りのお話も、ちょこっとできればと思っておりますので

楽しみにしていらしてくださいね(^^)

 

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ではまず

普賢くんへのキャラソン作詞の背景についてお話させて頂きます。

 

以前、天化くんのキャラソン作詞の背景を

お書きした際にも、少し触れさせて頂きましたが、

 

まず、2018年1月のお正月段階で

主役 太公望師叔へのキャラソンコンペの作詞を頑張り

 

その詞の採用が2月下旬に決まって

その直後、普賢真人と黄天化用のキャラソン作詞のご依頼を

ご指名という、大変ありがたい形で頂きました。

 

既にこの段階で、

封神演義作品の基礎情報は得られており

 

普賢くんと、望ちゃん(太公望)が無二の大親友である事や

普賢くんが、物語上、とても大切なキーパーソンである事

ストーリー上、かなり悲しく辛い展開が待ち受けている事

そして普賢くんには、たくさんのファンがいらっしゃる事など

存じ上げている上での作詞開始でした。

(つまりは、プレッシャーにかなりドキドキしながらのスタートでした。。。)

 

同じ事務所の

作編曲家 玉木千尋 さんの曲が到着致しましたのが

3月上旬頃。

 

ちょうど、少し春の気配を感じながら

(もうすぐ桜。。。)などと思いながら、

玉木さんの曲をお聞きしましたところ

 

最初のイントロの部分のギターサウンドで

(完成版の中にもあるメロディです)

一面に、桜の花びらが舞うようなイメージが降りてきて

 

その中で、

照れ隠しなのか、桜が綺麗で浮かれているのか、

仙桃のせいなのか(笑)

お茶目な動きをしたり、

普賢くんにだけは、計画についての

本音を語っているような望ちゃん

の姿と

 

その彼を

ちょっと冷静なツッコミを入れながら(笑)

微笑み見守っている、可愛い普賢くん…

のような絵が浮かんでしまった為

 

その、ファーストインプレッションを大切に

書いていくことにしました。

 

ちなみに、イメージした八重桜、具体的な品種があります!

(もしご覧になられたい方いらっしゃいましたら、

「普賢 桜」で検索してみて下さいね+*)

 

 

詞に関しましては

最初は、仲良し2人がお花見で

優しい時間を過ごす雰囲気のままで

最初から最後までいくお歌もいいな~♪

 

、、、とも思っていたのですが

 

作曲 玉木さんのメロディが

2コーラス(2番)の後あたりから曲調が少し変わる所があり

何か、ちょっと核心を突くような雰囲気の展開をされていらした為

 

あ~、これはやっぱり、ストーリーに沿って

あの例のシーンに触れていくという流れ取るべきかな。。。

 

でも、2人の、優しい想いが、決して消えないような

お歌にして差し上げられないかな。。。

 

と思いました。

 

そして、誰よりも、望ちゃんの事を大事に思っていた

普賢くんにしか発することができない

優しい言葉、、、

 

その言葉で、望ちゃんだけではなく

聞いて下さるたくさんの方が

幸せを感じられるような

言葉が見つからないかな。。。

 

そんな風に思いながら、

何度かメロディを聞きこませて頂く内に

 

作曲、玉木さんの生み出されました

優しく切ないメロディラインや

 

時に覚悟を決めて、

悲しい事も、明るく乗り越えて行こうとするような

意志を感じるメロディラインに引っ張られるように

言葉が導きだされてきて、

 

とても自然に、

曲に乗せさせて頂けたような気が致します。。。

(玉木さん、素敵なメロディ、ほんとにありがとうございました+*+*)

 

 

また、タイトルに関しまして、、、。

 

普賢くんについて理解を深めていく中で

普賢くんは、あのふんわりキャラで、一見癒し系ですけれども

実は、様々な面を持つキャラクターさんである事実に

とても深さを感じました。

(キャラの複雑さでは、封神演義内1位なのではないでしょうか。。。)

 

そんな普賢くんの、

実は少し複雑な内面をも表現できたらいいな、と願い、

“∞の櫻~Eien no Sakura~” という、タイトルを考えてみました。

 

少し無機質な感じの思考があったり、

実は結構、頑固さや男気があったり

でも、それに共存して、ふんわり優しい思いやりもあったり、、、、。

 

あ、あと、お衣装のヒラヒラに、くっついている鉄琴?と

天使の輪っか? も、かなり不思議ですよね…(^^)

あれも、藤崎先生、そういう普賢くんの不思議な感じを

意識されていらっしゃるのでは。。。なんて勝手に想像して

では、お歌のタイトルだと、どんな?

 、と思ってみたり。。。(^^)

 

普賢くんの中にある様々な感覚の、

相反する感じと不思議な共存を

お歌のタイトルでも表現できたら…と思ったのでした。



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とても一言では語りつくせない

素敵で、優しく 深い

普賢くんと

 

可愛らしい 望ちゃんと普賢くんの

同期コンビ チームドドメの友情と

 

そして、2人を応援していらっしゃる

優しいファンのみなさまの

まわりに

 

永遠に

優しい櫻の花が咲き続けますように+*+*桜

 

 

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では続いて、

レコーディングに参加させて頂き

CV 島﨑信長さんとお会いできました時の事

お書きしますね♪

 


今回の作品は、私にとって

音楽制作会社ミュージックブレインズ様との
初お仕事となる事や、

作曲の玉木さんが、同じ事務所という事から、

制作スタッフ陣にご挨拶させて頂く為

レコーディングスタジオに、お邪魔させて頂きました。


私の事務所担当者からは、

「歌われる声優さんとは、お会いできない事が多いんですよ ^^

歌うブースに直接入られて、歌ってすぐ帰られる方が多いんです」

と教えてもらっていたので

「はい^^」…と、

島﨑さんにご挨拶させて頂けることは

全く期待せずの、スタジオ入りでした。


 

レコーディング中は、
島﨑さんのお仕事に対しての真摯さが伝わり、

お世辞でも何でもなく、すごいな、、と思いました。


そして多分、

すごく優しくて思いやりがあり、勘の鋭い方のような気がしました。

 

実は、今回のお歌、

2コーラス目(2番)から

私は、誰にも申し上げていない、ある想いを込めて

詞を書かせて頂いていました。

 

封神演義作品には、直接には関わらないことなので

もう、本当に、自分の心の内だけに、ある想いを秘めて

…でした。


ですが、その2コーラス目に入られた辺りから、

島﨑さんご自身から、もう一度、もう一度、と、

既にOKテイクが録れているにも関わらず

さらなるとり直しを希望して下さる場面が何度もあり、

 

そして確実に、お歌のクオリティーを

上げていって下さったのです。。。

 

偶然  なのかもしれないのですが、

あれっ 島﨑さん… もしかして、やっぱり

何かにちょっぴり気付いていらっしゃるのかも。。。

 

もしも私が想いを向けていたある所と

同じ様な所にお気持ちアクセスして下さっているなら

すごいかも、、ひゃくにんりきかも、、、

、、と、少しウルッ(;;)としながら、

お歌録り、拝見しておりました。。。


島﨑さん、たくさんの素敵な作品への

ご出演ご経験も豊かでいらして、

恐らく、良質な作品を生み出す事

とっても追求なさっていらっしゃる方

のような気が致しました。

 

プロ+*+*


私も、そのお仕事への姿勢に、

とっても色々なものを感じました。

 

ポイントは無駄なく素早くビシッとおさえつつ、

場の雰囲気全体は、やさしーく、やわらか~く整えられる感じが

なんか、ほんとすごかったです。。。Respect。。。



その後、レコが終了し、

スタッフさんがトラックダウン作業(音をまとめる作業)に入られたので、

私はスタジオ外においてきてしまった飲み物を取りに一旦、控室へ。

そうした所、レコーディングブースから出ていらした
島﨑さんと、島﨑さんの事務所の方のお2人に、バッタリ遭遇してしまい。。

 

その後、トラックダウン終了までの間

まさかの、3人雑談会。。。(笑)
 

封神演義や普賢くんについてや
キャラソン論について、などなど!
短い時間でしたが、会話途切れる事無く、楽しいひと時でした(^^)

島﨑さん、制作スタッフのみなさま、本当にお疲れ様でした+*

この度は、ありがとうございました+*+*