空腹で眠れないことが頻繁にあり、寝る前に食べるのが習慣化しているのが怖いです。何か対策はあるでしょうか…
もしもこの問いに興味を持たれたら、自分はどう感じるか、どう思うか、心の中で考えてみてください
私は、こうすればいいよっていう一つの答えは導き出せないので、それぞれの人がそれぞれに今いる地点での思いや行動があり、それは正しいとか間違っているの世界ではありません。
摂食障害でも何でも、回復・進歩の道のりは、たった一つの道ではなく、十人十色。きっと全ての人が、あまりのじれったさに、“私は遠回りしてるんじゃないか…”って不安があるんじゃないでしょうか。
効率の良い道ばかり探さず、‘自分の道’を探っていきましょう^^
その中の一つ、私が思うことを書きます。
私も(今の私も)、空腹だと眠れません…。必ずと言っていいほど毎晩寝る前にお菓子を食べるので、空腹で寝ることはないです。
例えば空腹で寝ようとすると、多分眠れるとは思いますが、頭が冴えてしまうと思います。
私は、空腹じゃない方が眠りやすいです。
今の私は、寝る前に食べるのが習慣化しているけれど、それを怖いとは思いません。楽しみな時間、満たされることって感じです。
摂食障害の頃は。
私が過食するのは、夜でした。だから、過食する日は、気持ち悪いくらいおなかいっぱいの状態で寝るってことです。
私が過食症から抜け出したのは、食べて食べて食べまくった方法ではなく、自分にとって心地良い食べ方、量を食べることを習慣付けていったことです。食べ物が本当においしいと感じるのは、ある程度の量までです。惰性で食べることを少しずつやめていく方法をとりました。
だから、過食しない日は、夕食を適度にとり、私は過食しなかったら食べること以外、あれやこれやと色々やる気があったので、自分がしたいことをしながら夜を過ごしていました。
食べ物以外で満たされていると、案外食べたい欲求は静まってくれました。
過食した翌日は、最悪のコンディションで目覚めることになります。でも、過食しないで眠ると、朝ちゃんとおなかが減っているし、すごくいい気分なんです。私はその感覚が好きでした。
朝ごはんがおいしい、今日一日を楽しく有意義に過ごそう、そんな気持ちになれることが大好きでした。
だから、寝る前に間食するにしても、やっぱり量には気を付けました。
それは、太るのが嫌だという気持ちではなく、明日の朝いい気分で目覚めたいと思って。そっちの方に焦点を置くと、あれを食べたらダメとか、何を食べればいいだろうと、ネガティブ路線で行動しなくなるのです。
とにかく明日の朝いい気分で迎えたい、じゃあ今(夜)もめちゃくちゃな食べ方はしたくない。今食べたいと思うものを幸せに食べるにはどうすればいいだろうか…って。
それは、自分の幸せだけを考えていることで、太るか太らないかに意識を向けているのではないです。
私が、数年前に行った美容院、途中で紅茶と少しお菓子を出してくれました。たしか、ホームパイ(ファミリーパックの中の小袋1袋)でした。
その時は午前中に行きました。私はいつも朝食~昼食の間に何かを食べる習慣はないので、頂いておなかが満たされたという感覚ではなく、良い時間を過ごせた、という満たされた思いを味わえました。
普段家での慌ただしい中だと、間食もバーッと食べてしまったり、2個、3個手を伸ばしがちです。
でも、少しのお菓子をゆっくり頂くということで、想像できない満足感があるものだな~って思いました。
まず、幸せな時間、満たされた時間があり、その延長線上に結果ってものがあります。
体重が増えるか減るかは結局、結果です。
私の場合、心地良い時間を過ごすことが第一の目的であり、そうなれば、結果も私の一部として受け入れようか…って感覚になるのです。
何かを食べなくても、温かいミルクや飲み物をゆっくり飲むってこともいいかもしれません^^
ただ、人間って、テンションに波があるのが普通だと思うので、食べたくて食べたくて仕方ないのに無理にゆったりした気持ちを作ろうと思っても、余計にしんどい時があります。
私も、今でも、食べ方や物事のやり方に色んな波があります。いつも一定でできるのは、ロボットだけかな…?
正直、波が嫌で、自分の中でこれっていう一つのマニュアルみたいなのが欲しかったんですが、やっぱり私は色々なんだな~って最近分かってきました。
夜食べるお菓子にしても、次から次へと手を伸ばす日もあるし、少量をゆっくり味わって食べようって思う日もあるし…
まぁ、私は、少量を味わって食べられる気分の時の方が好きなんですけどね^^