亀仙人:
「それでは、エントリー・ルールを決めるのじゃ。
上がって・下がって・上がってGo(エントリ)じゃ。」
E3:
「上がってGoじゃないの?」
亀仙人:
「ちゃう、ちゃう、上がって・下がって・上がってGoなの。
下のチャートを見てみい。
①から上がってきて、②から下がってきて、③から上がってきて、
トレンドフォローでは、④あたりでエントリーするのがセオリーじゃ。
E3:
「えー、①あたりで上がってるときにエントリーするほうが
儲かるじゃん、なぜ④なの? WHY。」
亀仙人:
「そう考えるのがトーシローなのだ。だから負けるのだが。
まず、①で上がりだしたとしても、本当に上がるのか、
この時点では、まだ、解りようもない。
ひょっとして、すぐまた下がるかもしれない。
②あたりで、下がりだし、あ、やっぱり下げかと様子を見て
③で、おやおや上がり始めたぞと。
そして、例のダウ理論から安値を切り上げて
上がり始めたぞと。
これは、本格的にくるかなと準備をして、
④あたりで、③の高値を抜いたら(これをブレークアウトという)
例のエリオット波動の小さな上昇3波という、確認ができるのじゃ。
セオリーとしては、④のブレークアウトでエントリーじゃ。」
E3:
「なるへそ。ダウ理論とエリオット波動の
両方の視点でみてるのね。っふむ、ふむ。」
亀仙人:
「しかーし、ここからわしの必殺技エントリーを伝授しよう。
わしは、③から上がりだしたときに、もう1つエントリーの目安を
もっているのじゃ。これが結構当たるのじゃ。
それは、移動平均線の5日線より、株価が上に陽線で
抜けたらエントリー。ほほほ。」
E3:
「何だ、それ。なんか複雑でややこしいぞ。」
亀仙人:
「大丈夫じゃ、チャートを見れば、すぐ解る。
ローソク足とは別に、線が出ているじゃろう。
その線より、上に株価が抜けているかどうか
チェックするだけじゃ。
③から少し上がった、2100円ところが、
上に抜けておるな。
わしも2100円あたりで、エントリーしておる。
現在2600円をこえてきておるから、儲かっとるのじゃ。
ほほほ。」
E3:
「さすが、やるね亀仙人。」
★次回は、 「亀の13 頭と尻尾はくれてやれ!」
「天井売らず底買わず」
本日も、ご覧いただきありがとうございました。