学生時代は、京都に住んでいました。
ぐーたらな学生でしたので、この時期は、暑い下宿から実家に帰ってるのが常でした。
ただ、2回生の時だと思いますが、友人たちと旅行に行くことになり、朝が早いので前夜から自分の下宿に泊まりました。
それが7月17日。
祇園祭の山鉾巡行の日。
当時、私の下宿にはエアコンがついていません。
なのに、過激にも窓をしめていたため、気がついた時には脈が大変早くなっていました。
救急車を呼んで病院へ。
そこで付いた病名が急性頻脈症。
1日の入院だけで退院できましたが、これが現代だったら、ひょっとしたらひょっとしたかもしれません。
若い頃の無謀なお話でした。
祇園祭の季節が来るたびに思い出します。
ところで、私の学生時代には色めいた話はありませんが、祇園祭を舞台にした恋物語の一つが五木寛之さんの「燃える秋」。
小説よりも、映画の主題歌が記憶に残っています。