ももクロの「天手力男」を聞くたびに思うことがあります。


単純なことほど難しい


という歌詞は、



幹非子の犬は描きにくく、鬼は描き易い


を連想させます。

 

幹美子の話の意味は、


身近で控えめな犬のようなものは、正確に捉えるのが難しいが、派手な想像の産物描き易いということです、



犬は単純な存在ではありませんが、日常にいるために、犬を表す「これ」というモノがありません。


一方、鬼はある程度お約束のモノを描けば、少々違っていても、鬼に見えます。


一見、単純に見える日常的なことは、説明したり、描いたりするのは、簡単でなく、インパクトがある複雑そうに見えることは、案外、説明したり、描いたりするのは簡単ということでしょう。