鯨海酔侯という言葉があります。
「げいかいすいこう」と読みます。
土佐の山内容堂のこと。
彼自身が自称していました。
この山内容堂を主人公に司馬遼太郎さんが「酔って候」という小説を書いています。
この小説を読んで影響を受けた司馬遼太郎さんファンの柳ジョージさんが書いた曲が「酔って候」。
この曲の歌詞の中に「鯨海酔侯」という言葉が登場していて、これで知りました。
この動画で、柳ジョージさんは楽しそうに歌ってみえます。
同じく歌詞の中に
酒と女が大好きで
とありますが、芸者が自分の目の前に座っても
安直に手を握ることも
身元を根ほり葉ほり聞くこともしなかったとか。
単なる女すきをは一線を画す存在だったと思われます。