別れ



前回の続きです。



この記事が書けるようになるまで、

少し時間が必要でした。



最悪なクリスマスだった…。

モヤモヤが止まらない。



その後、

彼からも何の連絡も無い。



クリスマスの帰り道、

「お正月休みが合うのなら

一緒に過ごそうよ!」



と、誘っていたんだけど



「頭に入れておくよ」と濁す彼…。



以前から何故か

盆正月を避けるようになった彼。



理由は分からない。



年末…



彼も休みに入ったであろう日に

電話してみました。



「私、大晦日から休みだよ。

うちに来れる??」



「…家にいる。」



「なんでよ?せっかく休みが合うのに。

そういう時しか一緒に過ごせないでしょ。」



「…元々、盆正月は家にいたい人なの。

昔に戻っただけ。」



「しかも、昨日会社の忘年会で

嫌いな奴が、咳してんのに

マスクもしないでいるから

俺までうつった!

体調も悪いから行かない。」



そう言われたら

諦めるしか選択肢は無かった。



しかし、私はこの日どうしても

引き下がれなかったんだよね。

会って色々話したかった。



何故ここまで

引き下がれなかったかと言うと



電話をする直前に

マッチングアプリチェックをしていたら



彼が堂々と自分の写真を載せてて

めちゃくちゃ募集する気満々だった。



…何これ…



また胸が引き裂かれるような

ショックだった。



彼がアプリで動き出す時は、

私から逃げる時。



やはり彼なりにもクリスマスの日から

何か考えていたのだろう。



こういう時、シンクロするから

本当に何でも解ってしまう。



彼が会いに来てくれるのなら

その時にアプリの話をやんわり

するつもりだった。



だけど会うのを断られた為、

私は我慢ならずアプリのことを咎めた。



「何でまたアプリで写真載せて

募集かけてんの?」



「私が見たらショックを受けるとか

考えられないの?」



「もし、私がアプリやってたら

あなただって嫌でしょう?」



「…嫌だけど。。

アプリやってないよ!

会費払わないと出来ないし!」



「写真載せたらやってるって捉える。

何で私と付き合ってるのに

他の女を見る必要があるの?」



「100歩譲ってただ見てるだけなら

見逃して来たけど、

これは明らかにいいね!

貰いたいが為に

写真を載せたんだよね?」



「…何なの?

そんなに他の女に乗り換えたいの?

他の人と付き合いたいの?」



「そういう訳じゃないけど…」



「私のこともう好きじゃないの?」



「分からない」



「…もう、別れよう」



出た!

逆ギレ。



ふざけんな。



別れようという言葉は

もう次に繋がらないんだよ?」



「分かってるよ。」



「またしばらく経って、

私に気持ちが戻っても

…次はもう私、

助け舟出してあげられないよ。」



「何度も何度もそうやって逃げて。

でも、自分からは行動して来ないじゃない。」



「もしまた戻りたくなったら

自分から連絡出来るの?」



「戻りたくなっても

自分から連絡はしないと思う。」



「ずるいよね。

じゃあ永遠にさよならじゃん。」



・・・・。



「あなたに気持ちがあるのを察して来たから

私から助け舟出して

またこうして一緒に居られるように

なったんだよ」



「でも、もう…次は無いよ。

こんなはっきり別れよう言われたら

傷付くよ。

次は助けてあげる自信ないよ。」



「…もういい。わかった。」



私は、彼のこの発言と選択に

呆れるしかなかった。



本心で言ってる訳ではない。

それだけは私の魂が知っている。



何を言ってもきっと無駄なんだ。

きっと今は二人で居る時じゃない。



歯車が合わない。

そう感じていたし、

私の今までの寂しさが爆発してる。



大事にされない寂しさが。



今はお互いに離れて

それぞれ課題に向き合う時間が

やって来たんだ。



私は、彼の選択を尊重する事にした。



「もし、気持ちが戻ったら、

今度はちゃんと自分から

連絡して来てね。」



「うん……。わかったよ。

… またね。」



「じゃあね。」



こうして

私達は離れました。



電話を切った後から

襲ってくる喪失感。



今までこんなに

頑張って来たのに!


頑張っても頑張っても

全然報われなかった!



この思いにインナーチャイルドの私も

一緒に叫んでいた。



あの時と同じ感情。



頑張って来たのに

認めて貰えなかった…



彼にだけは認めて欲しかった。



彼と過ごした沢山の思い出。

最後に過ごしたクリスマス。

私の写真フォルダには

彼とのツーショットが沢山入っている。



楽しかったな。



幸せだったな。



いつも寂しかったな。



来る日も来る日も

思い出すたび涙が止まらなかった。



とにかく苦しくて辛くて

頭の中を無にしていないと

辛くて仕方がなかった。



別れを告げた

彼の気持ちは本当だったのだろうか。



霊視してもらった。



「また仕事で何かあったみたい」

「八つ当たりだね」

「アプリのことで責められたと

感じたみたい。嫌われるって思って

とっさに自分から言ったみたいな感じ。」

「また戻って来るよ」

「4月くらいに連絡来るよ」



4人に霊視鑑定してもらったんだけど

笑ってしまうほど全員の意見が

一致してた。



俄かに信じられないでいたが

私にも私の課題があって



彼にも、彼の課題がある。



この時間が必要だったんだな

と思える。



あのまま一緒にいたら

お互いに心が乱れたままで

結局しんどいままだっただろう。



(メンタルが弱くて情け無いと思っている

もっと強くなりたい。)



彼の課題だそう。



私は、彼に依存していた。

彼ばっかりになっていた。



私の課題は、

精神的自立、執着の手放し

人に期待をしないこと。



彼に対して執着を手放せるように

なったのはもう少し先の話…。



今日はここまで。

つづく。