バラも自分の庭の大きさなどからもう限界かなと思ったが、本でたまたま目にしたロイヤル・ハイネス(英語ではRoyal Highness=王子や王女など意)に好奇心が働き、思い立ったが吉日とばかりに京成バラ園芸にこれを注文してしまった。苗などどこで購入しても同じだと思われるかもしれないが、これが販売するところによって大いに違う。もしもバラの苗の購入を考えているなら、管理の行き届いたこちらは考慮に入れる価値が十分あると思う。
振り返ってみればガーデニングを始めても、ずっとバラにはずっと興味がなかった。それは勝手にバラの愛好家に女性のイメージを持っていたからである。それが友人からバラ園を教えられ気持ちが一転、現在は狭い庭に12種、24本ほど植えている。
バラは樹形からブッシュローズ(木立ち性)、シュラブローズ(半つる性)、クライミング・ローズ(つる性)の3つのタイプに分かれるが、我が家は這わせるスペースがないのでつる性はない。花色は全体のレイアウトに安定と落ち着きを持たせるよう、あえて白とピンクに抑えている。
今回、選んだロイヤル・ハイネスは淡いピンクの上品な花だ。花のサイズが12センチと大きいためよく切り花によく用いられるとか。弱点はバラに避けられないうどんこ病や黒星病への感染が高めであることと、花が雨ですぐに痛んでしまうところだ。薬品をできるだけ使いたくない身としてはどう対処するか悩ましい。
庭のバラもすでに蕾が膨らみ、この調子でいけばおそらくこの週末には咲くだろう。ロイヤル・ハイネスが美しい花を咲かせる日が待ち遠しい。
今年も何とか時間をつくって、できればいろいろなバラ園を見て回りたい。
ホワイトクリスマス↓