さて都知事選の結果が昨夜出まして
話題的にはそちらの方が「デカい」ので、あまり話題になっていないかもしれませんが・・・・
【自民、東京都議補選で大敗 2勝6敗、衆院選へ懸念】
https://www.47news.jp/11167743.html?
これ、本来ならば結構大きなニュースなんですよね
今回の「東京都議会議員・補欠選挙」は９地区で全て欠員１＝当選するのは１名のみ
うち自民党が候補者を擁立したのは８地区
（南多摩は自民党の擁立無し）
●江東区＜候補者４名＞
・共産党新人 ・自民党元議員 ◎無所属新人 ・無所属新人
●品川区＜候補者４名＞
・立憲民主党新人 ・自民党新人 ◎無所属新人 ・無所属新人
●中野区＜候補者４名＞
・共産党新人 ・無所属新人 ◎都民ファーストの会元議員 ・自民党新人
●北区＜候補者４名＞
・共産党新人 ・日本維新の会新人 ◎都民ファーストの会新人 ・自民党新人
●板橋区＜候補者４名＞
・共産党新人 ・日本維新の会新人 ・都民ファーストの会新人 ◎自民党元議員
●足立区＜候補者２名＞
◎立憲民主党新人 ・自民党新人
●八王子市＜候補者２名＞
◎諸派元議員 ・自民党新人
●府中市＜候補者３名＞
◎自民党新人 ・無所属新人 ・無所属新人
●南多摩＜候補者３名＞
・立憲民主党新人 ◎都民ファーストの会新人 ・無所属新人
◎が当選した人ですので
自民党は８選挙区で２人が当選し６人が落選＝２勝６敗
都民の意識としては「裏金」問題はまだまだ後を引いている～ということでしょうか
そうすると自民が圧倒的な不利・・・のはずなんだけど
わざわざ選挙区を調整し被らないようにした立憲民主＆共産党は
立憲民主が１勝、共産党は０勝
やはり都知事戦同様に、立憲民主＆共産党は不人気なのは相変わらずのようで・・・
そして勝ち抜いたのが、都民ファーストの会＝３勝
プラス、無所属新人が２名、諸派が１名それぞれ当選したわけです
この結果だと、自民党幹部は衆議院選挙をこのままやりたくは無いでしょうね・・・・
あまりにも「逆風」過ぎますから
自民が「逆風」状態、立憲民主＆共産党は不人気
もし、これが変化しない状態で衆議院選挙を迎えるとどうなるか？
無所属系や第三勢力にチャンスが広がりますね
具体的には「日本維新の会」とか「国民民主党」とか
公明党は、与党ですが独自の支持基盤がありますから裏金問題のマイナスイメージ関係なく
手堅くいくでしょうね
そして、もし都知事選で２位だった石丸氏が、新党を立ち上げたら衆議院選挙に挑んだら
どこの選挙区で出馬することになっても、引っかき回すでしょうね（苦笑）
総合的に見ると「野党」が有利な状況は変わらないのですが
あまりにも言動がアレな「野党」が減って
内容の伴った、まともな人間で構成される「野党」が増える分には
決して悪いことではないと思われます
「衆議院解散」が９月頃ではないか？と予想されている人が多いと思いますが
この「逆風」が収まらないようだと、結構先延ばしになる可能性は高いような気がしますね～