さて、これを読んでいらっしゃるほとんどの方は
東京都知事選挙が今度の日曜(7月7日)に行われる~という事はご存知だと思います
その中の何割の人が、選挙権を持つ東京都民なのかは解りませんが・・・
私自身は都民であり、当然7月7日に投票所に行く予定です
ただ、同じ東京都民でも・・・意外と知られていないんじゃないかな?
と感じるのが
同日に行われる「東京都議会議員選挙」です
今回の「都議会議員選挙」は全て、補欠選挙で欠員1
・・・・つまり当選するのは各地区1名のみです
選挙の地区は、以下の9地区です
●江東区 ●品川区 ●中野区 ●北区 ●板橋区
●足立区 ●八王子市 ●府中市 ●南多摩
この9地区にお住まいの方は
東京都知事選挙に行ったつもりが
半強制的に「東京都議会議員選挙」にも参加させられる形になります(苦笑)
今回、話題なっている東京都知事選挙と同時に行われる事により
もしかしたら「東京都議会議員選挙」にしては高い投票率が期待できる可能性もあります
投票率が高いとどうなるか?
一般的に・・・・・ですが
投票率が低いと「特定の支持基盤を持つ候補者が有利」と言われています
投票率が高ければ高いほど、無党派層の票(浮動票)が増えて
「特定の支持基盤を持たない候補者にもチャンスが広がる」
わけです
改めて、9地区の候補者のアレを書いてみます
●江東区<候補者4名>
・共産党新人 ・自民党元議員 ・無所属新人 ・無所属新人
●品川区<候補者4名>
・立憲民主党新人 ・自民党新人 ・無所属新人 ・無所属新人
●中野区<候補者4名>
・共産党新人 ・無所属新人 ・都民ファーストの会元議員 ・自民党新人
●北区<候補者4名>
・共産党新人 ・日本維新の会新人 ・都民ファーストの会新人 ・自民党新人
●板橋区<候補者4名>
・共産党新人 ・日本維新の会新人 ・都民ファーストの会新人 ・自民党元議員
●足立区<候補者2名>
・立憲民主党新人 ・自民党新人
●八王子市<候補者2名>
・諸派元議員 ・自民党新人
●府中市<候補者3名>
・自民党新人 ・無所属新人 ・無所属新人
●南多摩<候補者3名>
・立憲民主党新人 ・都民ファーストの会新人 ・無所属新人
たかが9議席、されど9議席
現在、都議会の議席数は・・・・
自民党:27議席
都民ファーストの会:25議席
公明党:23議席
共産党:19議席
立憲民主党:15議席 ~となっています
つまり今回の選挙結果次第では
都議会の最大会派の入れ替わりが発生する可能性があるのですよ
賢明な諸氏は、もうお気づきかもしれませんが・・・・・
各地区で、自民党の候補が1名出馬しています
共産党と立憲民主党は「ちゃんと」根回しやら事前の調整やらを行い
共産党と立憲民主党の候補者が重複しないように、どちらかの党から1名が出馬
都民ファーストの会=保守系と考えるのは、ちょっと微妙な所ではありますが
自民と都民ファーストの会が、保守系の票の奪い合いを行った場合
9地区のうち、半数以上で自民・都民ファーストの会が惨敗~という可能性も無くはないのです
東京都知事選挙と同じくらい、本来は注目すべきアレだと思うのですけどね~