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毎日変わる 猫ちゃんの 扱い論

 

前回のブログでは、猫を閉じ込めようと言っていたのに。

今日は、自然な成り行きに任せておこうと思っている。

 

餌は人間の残り物

今日は、かぼちゃのペーストにチキン味のコンソメを少々混ぜたものを食べさせた。

その後、皆お腹いっぱいになったのか、皆ぐっすり寝ている。

 

 

皆で、茶碗一杯分くらいの量。

凄く少ないと思うんだけど、ここの所餌を節約しようと量を減らしているから、

慣れて来たのか。

 

雄猫はもう出て行ってもらおうと思っている。

特にオスは

勝手に出て行くだろうからこれでよし。

だがとっちゃんは、まだ帰って来る。

 

引き取り手が早くきたらいいのに。

 

二日前は、オスの茶トラのとっちゃんに、チベ♀がすごい剣幕で威嚇していた。

とっちゃんは床に仰向けになり、ひどくおびえていた。

このような事が数回あったから、

もう限界だろう。

とっちゃんはちょっとだけ出て行ってもらおうと、

私はとっちゃんをリュックに入れジッパーを閉めた。

自転車をこいで、親のタヌがいた浦山に連れて行こうと急いだ。

近いところに放しても、また戻って来るから。

 

浦山に連れ行くには、遠回りしなきゃならん。

どんどん登って行った。うしろからニャーニャーがさごそと聞こえた。

あんまり泣くなよ。周りに聞こえないようにと祈りながら。

うちから200m暗い離れた住宅地の空き地に入った時。

背中がふっと軽くなった。

リュックから脱走したようだ。

 

とっちゃんは、向こう側にこっちを向いていたが、

私は、逃げて帰った。

住宅から人が出て来たのだ。

 

うちに帰って来たとき、

後悔の念でいっぱいだった。

とっちゃんが降りた場所のすぐ上は、車がビュンビュン走る道路だった。

交通事故を想像しそうになった。

ブンブン車の騒音が大きいから猫は、近寄らないと思うんだけど。

暗くなってから、車のライトに向かっていく可能性もあるから。

と思うと、心配になった。

ぐちゃぐちゃになった猫の死体を想像してしまう。

現実にならないように、すぐに取り消した。

 

翌朝は、日曜日の早朝座禅会に行くものだから、

朝自宅の駐車場へ出たところ、とっちゃんの姿があった。

ニャーンって寄って来たから、

「とっちゃーん、帰って来たーん」って

安堵。

撫でようとしたが、後ずさってなでられんかった。

わたしは、ホッとして、すぐに自転車でお寺へ向かった。

 

昼前に私は帰宅したが、とっちゃんの姿はなかった。

またすぐに帰って来るだろう。