先日、公立高校入試がありました。

 

そこで、中学2年の在塾生に兵庫県の高校入試、そして神奈川の高校入試の英語、数学、理科の3科目を解いてもらいました。

 

中学2年生は、中学受験無しの公立中学校15人です。

 

普段のテキストは、育伸社のシリウス21発展編しており、英数はジャックも併用。

 

理科は標準編のシリウス21。

 

中学3年生までの内容は未学習であり、中学2年生までの内容だけを既習しています。

 

 

  兵庫県・神奈川英語

 

 

リーディングのみでありリスニングは含めていません。

 

入試問題は下から

 

 

 

 

 

 

・兵庫県 時間30分 リスニング第一問(24点)除く、76点満点で計算

 

 

中2塾生 平均正答率 75%,最高正答率 88%

 

  • 第二問 正答率100%
  • 第三問 正答率83.3%(問3ミス多)
  • 第四問 正答率71.4%(問6ミス多)
  • 第五問 正答率75%(空白多し)
 
という結果に。
 
第五問まで間に合わない子が多く、時間配分に失敗したという感想が多かった。
 
 
第一問 聞き取りテスト1~3 標準
第二問 ポスターを見ながらの対話文 やや難(80語増加)
第三問 長文読解問題 やや難(100語増加)
第四問 対話文読解とメモの空欄補充問題 やや難
第五問 文法・語彙問題 やや易
 
であり昨年度からの難易度変化はナシであった。
 
中学2年生はまだ、関係代名詞等の中学3年で学ぶ内容を教えてはいないが、読解や品詞等に力を注ぐことで未学習の文法を推測して解くことが可能であるということがわかる。
 
やや難とあるが、兵庫県の公立中学校比較的解きやすい問題であったと思う。
 
生徒たちも神奈川より解きやすかったという意見が多くあった。
 

 

神奈川 時間30分 リスニング第一問(21点除く) 79点満点で計算

 

 
 

中2塾生 平均正答率 72%,最高正答率 94%

 

  • 第二問 正答率100%
  • 第三問 正答率75%
  • 第四問 正答率100%
  • 第五問 正答率88%
  • 第六問 正答率33.3%
  • 第七問 正答率100%
  • 第八問 正答率20%
という結果に。
 
中学2年生にとっては初めての公立高校入試問題でもあり、解きやすい所から解いているようであった。
 
解いてみるとどうしてここの問題を間違えたのかという感想を持った子もいた。
 
リセマムによる講評は
 
全体としてやや難化
 
第二問 英単語補補充する問題
第三問 空所を補う文法問題
第四問 並べ替え問題
第五問 英作文問題
第六問 読解問題(600語程度)
第七問 資料を用いた読解問題(500語程度)
第八問 対話文問題(700語程度)
 
大七問は共通テストを意識した問題であったのことだが、生徒の感想としては、一番解きやすかったという子が多く見られ、第六問、第八問は読めたが内容一致問題に手古摺った子も見られた。
 
やや難とあるが、問題としては並み程度ではないかと思う。
 
今後の課題としては、文章の言い換え等の問題を解くための頭の使い方を重点的に指導することによって高得点を安定して取れるのではないか。
 
指導・学習の仕方次第では、一学年前でもしっかりと高得点を取れる可能性は高くなります。
 
彼らは、英会話教室、帰国子女でもなく中学1年生から英語をを勉強し始めましたが、2年間でここまで成長することが出来るということがとても面白く思います。
 
テキストにノートという完全昭和的学習ですが、最新の技術を使わずとも高得点を叩き出せるということを証明できたのではないのでしょうか。