保護ねこ日和

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保護猫たちと暮らしています。動物と植物が大好き。保護猫たちとの日々とつぶやきを綴っています。

ももふく112の日記
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「あなたのため」で始まる言葉



ほんとにそうなのかな。








私はずっと無意識に

皆に好かれたいと思っていた。

敵を作ってはいけないと思っていた。


でも、年齢を重ねるほどに

苦手だと思う人が出来てしまった。



それでも

皆と仲良くしなければならない

出来ない自分がいけないのだ

思っていたので


ずっと苦しかった。




職場の中で

常識では考えられない

陰湿ないじめにあった時も


自分がいけないからこういう状況になるのだと

無条件に自分を責め続けた。



そんな中

私を支えてくれた人達がいた。



私よりずっと年上の

人望も社会的地位もあるその人達は

を甘やかす事なく

このままの自分に価値がある事を

辛抱強く繰り返し私に伝えてくれた。



「あなたのため」

などと一言も言わないで

「今のままのあなたで十分」

という事を

根気強く言葉や態度で示し続けてくれた。



自尊心と自己肯定感がどん底だった私に

その言葉が届くまで

かなりの時間を要したけれど


少しずつ心を癒しながら

強く成長する事が出来たように思う。




仲良くなりたいと思っていた人達と

仲良くなる事は出来なかったけれども

仕事や動物愛護とは全く違う世界に住む友達が増えた。



気持ち的には

元居た場所に戻らなければと思いながらも

その人達と一緒にいる方が穏やかな気持ちで

楽に呼吸出来る自分がいる事に気付いた。









動物関係で知り合った人で

苦言をくれた人がいる。



それも全て私の事を思っての事で

私の為を思って敢えて言うのだ、

という言葉を添えて。



「あなたの為」

だと言う言葉はあてにはならない。


良好な関係の時に言うのならまだしも、

感情的になった最後に

捨て台詞のように投げつけられる言葉は

信用出来ない。



敵はいないに越した事はない。

でも、皆に好かれる必要はない。



本当に信頼できる人や

ずっと友達でいたいと思う人にだけ

理解してもらえればそれでいいのだ。


時間をかけてようやくその事が

理解出来るようになった。












この年齢まで生きてきて

ここから先仕事以外は

この私でいいと言ってくれる人とだけ

付き合っていきたいと思っている。



だからこのままでいいのだ。


自分がフィルターになれば

私を嫌いな人は離れていくし、

こんな自分でもいいと言ってくれる人しか

残らないのだから。

 


たとえ数は少なくても

信頼できる人達とのご縁を

大切にしたいと思っている。



命も

時間もエネルギーも有限だから。




















出会ってくれた全ての方へ


感謝。