プーの朝
↑やっと、「待て」がカンペキになってきました。
わたしの起床時間は、決まっていない。
6時だったり7時だったり7時半だったりする。
ダーリンさんの朝出て行く時間が毎日まちまちなので、それに合わせて起きるからだ。
プーは、寝室の隣のリビングで寝ている。
扉は開け放しているので、プーが泣けばすぐわかる。
でも顔は見えない。
プーのいるサークルの中から見えるのも、ベッドの上のわたしたちの足だけだ。
プーは、わたしたちより先に目が覚めている。
だけど鳴かないで、じっとフセをして、わたしたちがおきるのを待っているのだ。おなかすいているだろうに。
だから、わたしが起きてベッドから降りるとすぐにこちらを伺っているプーと目が合う。目が合うとぱっとオスワリをする。
「おはよ~」と言いながら近づいていくと初めて、うれしそうにお尻ごと尻尾を振りながらきゅんきゅん鳴く。
サークルから出すと、膝の上によじ登ってくる。
抱き上げると、「ひさしぶり~~!」とでもいわんばかりに顎や鼻をなめようとする。
「プーご飯たべる?」と訊くと、すぐに座布団の上でオスワリをする。
こういうときはお手もオカワリもフセも頼まないのにさっさとする。
「じゃあご飯とりに行こうか」とわたしが立つと、ちょこちょこと一緒に台所までついてくる。
わたしがドライフードを食器に入れるのをオスワリをしてじっと待ち、ようやくサークルの前に戻って朝ごはんにありつける。
最近、「ご飯」とか「ごほうび」とか「おさんぽ」という言葉の意味するところを、解ってきているようだ。
そのキーワードが出るとちょこっと首をかしげて、たちまち言うことを聞くおりこう犬に変身する。
それだけならまだしも、「ダーリンさん」の名前もちゃんとわかるようになってきたのはびっくりである。
昨日、「プー、ダーリンさんまだおきてこないねえ、どうしたのかな?」と言うとちょこっと首をかしげた後、今まで自分からは入ったことがなかった寝室へ、トコトコ駆けて行き、ダーリンさんが口を開け腕を放りだして眠っている真下でちょこん!とオスワリをしたのだ。
ベッドから飛び出ているダーリンさんの手に、頭をなでてーというかんんじでこすり付けている。
わーすごいねえ、わかるんだ~!とほめるとかなり得意げ。
その後も、「ダーリンさんどこ?」と聞くと、そばまで走っていって彼になでられた後、わたしのとこにまた走ってくるようになった。
そのうちもっと大きくなったら、ダーリンさんを起こしに行くことができそうである。わたしよりずっと上手なので(届く位置に顔があれば耳をなめて起こす!)頼めるのはありがたい。
昨日、外耳炎の経過を見てもらうために病院に連れて行った。
だいたい大丈夫みたい。薬を差すのをもう少しうまくなりたい。
3ヶ月と2日のこの日の体重は900g。
あと10日もすれば1kgを過ぎるだろうか。
1kgというのは、薬を使える量や種類が全然違ってくるボーダーラインだそうなので、そこまで体重が増えるのを待っているのだ。
ティーカップサイズのプードルなんて大変だろうなあと思った。
小さい子は小さいだけ抵抗力も弱くなるそうだ。
たくさん食べて大きくなーれー。(といっても、決まった量しか食べさせてないけれど)