よし、できた!!
ガラスの靴は無理だけど、今日はジェジュンの誕生日。
ジェジュンに、俺は世界で一つだけのスニーカーを作った。
そういえば、ジュンスの店に来ていたお客さんジェジュンの事を知ってるような口ぶりだったな。
みんなが、待ってるとか・・・一体、どういうことだったんだろうか?
さて、このスニーカー一体どうやって渡そう。
俺は、考えながら仕事先に向かっていると【ジェジュン失踪】という新聞が目に入った・・・。
ジェジュン・・・同じ名前。
・・・まさかな。
そのあと、雑貨屋の前を通るとかわいいキャンドルを見つけた。
そうだ、ジェジュンの部屋をキャンドルでいっぱいにしよう!!
そして、俺はジェジュンが店で働いてる間にジェジュンの部屋をキャンドルでいっぱいにし一緒に帰宅した。
JJ『ユチョン、来てくれたんだ!!ユチョン、ユチョン!どこに隠れてるんだ?』
そうだ・・・、こないだのお客さんが言ってた。
~回想~
CM『その子の誕生日には、彼が毎年部屋中キャンドルをいっぱいにしてお祝いしてあげてたんですけどね。』
って・・・。
俺は、そのお客さんが置いていった名刺に電話した。
YH『チャンミンさんですか?ジェジュンについて教えてほしいことがあるんですが。』
そう伝えると、すぐに家にきてくれた。
CM『なんですか?世界が終わったみたいな顔して。』
YH『この際、あなたがなにものかなんてどうでもいい。ジェジュンについて教えてくれませんか?』
そうして、ジェジュンのいままでのことを聞くこととなった。
CM『気付いたと思いますが、彼は顔を出さずに歌声だけで話題を呼んでいるジェジュンです。今度いよいよ顔を出して活躍しようという矢先、プレッシャーになったんでしょう。歌手の命である声が出なくなった。声の出ない歌手の孤独感は相当なものだったんじゃないでしょうか?そして、彼の恋人じゃないかと言われてたユチョンという音楽家の前からも姿を消した。
あとは、あなたが知っているとおりですよ。』
YH『その、ユチョンという音楽家とは本当に恋人同士だったんですか?』
CM『それは、わからないですね。ユチョンは、何かとゴシップネタの多い音楽家だから。だけど、ジェジュンは待っているんでしょうね。ユチョンが迎えにきてくれることを。』
その話を聞き、俺は次の日仕事を休んでユチョンのいる東方音楽事務所に行った。
女『も~、どうして電話に出てくれないのよ。今は、作曲なんてどうでもいい。私だけみて、ユチョン』
【ウォォォォォ!!】
俺は、ユチョンを思いっきりぶっ飛ばしていた。
女『きゃぁぁぁぁぁ!!』
ユナ『どうしました?大丈夫ですか?』
慌ててユナが事務所に入ってくる。
それとすれ違いに女は逃げていった。
YC『一体なんなんだ?君は、何者だ?黙ってたら警察を呼ぶ!!』
そう言われ、俺は渋々ジェジュンのことを知っているか確認した。
YC『ジェジュンのことを知っているのか?ジェジュンは、今一体どこにいるんだ?』
YH『俺は、あんたと話すつもりはない。ただ、ジェジュンがあんたを待ってる。だから、居場所だけ置いていく。』
そして、俺はジェジュンの働いてるジュンスの食堂の場所が書いてある紙をおいて事務所を出て行った。
俺が、家に帰るとジェジュンは窓を開けて俺をまっていた。
JJ『ユノ、昨日はごめん・・・。あのキャンドル、ユノがしてくれたんだよな?』
YH『あぁ・・・疲れてるから家に入る。』
JJ『あのさ・・・、今度改めて一緒にご飯を食べないか?』
YH『いいよ、じゃあ明日の夜7時に。』
そして、俺はユチョンに明日の7時にジェジュンを迎えにきてもらうよう東方音楽事務所に電話をした。
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