チーズは体にいいんですよチーズ

ピザとか思い浮かべて、

カロリー高そうと思うかもしれませんが、

あれは。ピザ生地や具も含めると大変なんです。



発酵食品、チーズには脂肪が蓄積されるのを防ぎ、

新たに作られるのを抑えてくれる働きをする必須アミノ酸や、

エネルギーの代謝を高めてくれるビタミンB群を豊富に含んでいます。

また、乳酸菌は便秘解消に効果があるので、

宿便などによる腸内環境の乱れを整えてくれます。

 

しかも、チーズは腹持ちがいいだけではなく、脂肪燃焼を促してくれたり、

アンチエイジングに効果が期待できたりなど身体や肌のみの効果にとどまらず、

イライラして暴飲暴食を防いでくれるなど、

メンタル面でのサポートまでしてくれる、

チーズこそダイエットにもってこいの食材なのです。

 

ところが、こんな記事が、ビジネス雑誌に載ったもんだから大変あせる

 

チーズには「ナチュラルチーズ」と「プロセスチーズ」があります。

牛乳やクリーム(乳から脂肪分を集めたもの)を固めて酵素で発酵させたものがナチュラルチーズ。

このナチュラルチーズを数種類混ぜ加熱して溶かし、加工したものがプロセスチーズです。

 

 日本のスーパーやコンビニで売られているチーズは、ほとんどがプロセスチーズです。

原料のナチュラルチーズはTPP参加国のオーストラリア、ニュージーランドから輸入されています。関税は現行29.8%~40%ですが、段階的に削減し、発効後16年目には完全に撤廃されることになっています。

 

 プロセスチーズは数種類のナチュラルチーズを混ぜ合わせるのですが、その際、脂質などの成分が分離しないように乳化剤の使用が不可欠となります。

乳化剤は水と油のように混じりにくいものを混じりやすくする添加物で、

洗剤などに使われている界面活性剤と同じ性質の合成化学物質です。

 

プロセスチーズの原材料名表示には、添加物として「乳化剤」としか書かれていませんが、この乳化剤とはリン酸塩のことです。

鉱物の黄リンに空気を通じて酸化させ、生成した五酸化リンを水に吸収させて製造されたリン酸に炭酸ナトリウムを加え、加熱濃縮して得られたのがリン酸塩です。

 

 リン酸塩のもっとも大きな有害作用と考えられるのは、胃、腎臓、大動脈にカルシウムを沈着させ、カルシウムの利用を悪くしたり不足させたりすることです。

結果、骨を弱くしたり、骨粗鬆症を招いたりします。

また、カルシウム不足が脳の働きに悪影響を与え、イライラ感が強まったりします。

 

 プロセスチーズには、まずリン酸塩が添加されていますので、ナチュラルチーズを食べた方が安心ですが、どうしてもプロセスチーズを食べるなら購入時に原材料名表示をよく確認し、できるだけ添加物の少ないものを選びリスクを低減することです。

 

http://hbol.jp/87996