我々としては、ファッションでサプリメントを勧めるわけではないので、体内への栄養素の送り込みを確実にしなくてはいけないと考えました。
何とかして病態改善に繋げるには製造過程でどのくらいの量を配合したかではなく、少なくとも摂取した時点で充分量が体内に取り込まれる事が大切な要件です。だとすれば製品の中で成分が変化することがあってはならないのです。

われわれが追求してきたのは「基本的には天然物由来でなくてはいけない」というポーリング博士の考え方です。天然物は体内に取り込まれて消化吸収されると、今度はレセプターやトランスポーターといった様々なたんぱく質と体内で結合します。そういうたんぱく質とうまく結合出来る状態で栄養を摂取しなくてはいけません。
だとするなら、天然物由来でなくてはならないのです。
そしてクルード(精製されていない、そのままの状態)でプレカーサ(前駆体)でなくてはなりません。

金子雅俊

上差し
ちょっと難しい話ですね。

でも、ここが理解出来ないと栄養療法は絶対上手く行きません。

ビタミンAで説明しますと、結構世間では「ビタミンAを摂り過ぎると危険だ」と聞いたことがありますよね?

私もよくこの質問をクライアントさんから受けます。

ビタミンAを天然物由来で摂ると

レチノール(前駆体、プレカーサ)

という形で摂ることになります。

レチノールは必要に応じて体内でレチノイン酸に変わり、遺伝子に働いていきます。

つまり天然物由来の前駆体で入れれば

ビタミンAの過剰症は起こりません。

しかし!ここで問題なのが
「なんちゃって分子栄養学」です。

果たして、海外サプリメントや市販のサプリメントはどうなのでしょうか?



前に海外サプリメントのビタミンAと私達が使ってる分子整合栄養学実践専用サプリメントのビタミンAの中身を出して見たことがあります。


なぜ分子整合栄養医学実践専用サプリメントが赤いのか?


これは植物由来の、カロテノイド(天然の色鮮やかな色素成分)の一種であるβ-カロチンです。

ビタミンAとカロテノイドを一緒に摂取すると相乗効果が生まれます。


これを見ただけでも、海外サプリメントの効果が高いとは到底思えませんでした。


ちなみに、分子整合栄養医学実践専用サプリの方のビタミンAを摂った人がたまに手や顔や足の裏などが黄色くなることがあります。


みかんを食べ過ぎた時に手が黄色くなったりするあれですね。


黄色くなったからといって何の問題もないですが


分かることは、たんぱく質が不足しているとビタミンAは細胞内に吸収されにくく、皮


膚粘膜の表面に色素が現れてくるんですよね。


黄色くなったら、たんぱく質が不足してるんだなぁ


ということもわかりミセル化したビタミンAに置き換えたりしますが


海外サプリメントのこの色ではそんなことも分からないでしょうね💦



あなたならどちらを飲みたいですか?


安ければ同じビタミンAだからいいのですか?


効かないものをダラダラ飲み続けるのですか?


ビタミンAはがん細胞抑制や粘膜、粘液、線毛の働きに必要です。とっても大切なビタミンなのです。


ちなみに私の例では、これを摂る前はスマホ老眼が進んでましたが、今ではすっかり回復しました。

しっかり実感しています。


分子整合栄養医学実践専用サプリメントは他のものもこのような天然由来の前駆体で出来ています。


だから、安心で安全だと言えるのです。


ですが、海外サプリメントや市販のサプリメントはいきなり活性型になってるのがあるのが問題です。薬が混じってるものもあるんですよ。


活性型で体内に入ってきたら、身体の中でたんぱく質と上手く結合することができるのでしょうか?


結合できなかったものは何処へ行くのでしょうね?


安価に作れるもの。。天然由来は安く出来ますか?


分子整合栄養医学実践専用サプリが高いと言われますが


こういう事を知ると当たり前ではないでしょうか?


摂取した時点で充分量が体内に取り込まれる事が大切なのですから。


この事を理解した上で栄養療法を進めて行きましょう。




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