過剰な仕入れと余剰在庫。売れ残れば“生き地獄”

 動物がモノ扱いされている実態の象徴が、ショーケースに入れた犬猫を店頭で陳列販売する「生体展示販売」というビジネスモデル。そこについて回るのが過剰な仕入れと余剰在庫の発生だ。都内にあるホームセンター内のペットショップに勤めていたAさんは言う。

「40匹近い犬猫がバックヤードに積まれているにもかかわらず、経営者は週に2回、生後2か月くらいの“手のひらサイズ”の子犬や子猫を3~4匹仕入れてきました」



死ぬ時を待つ動物たち

ペットの生体展示販売は“命ある動物を、売れるうちにお金にする”行為。それを異常だと感じないこと自体がおかしいんです。命を売り買いするようなモラルに反するビジネスは、人間として大切な何かが欠落していなければできないことだと思います」(Aさん)

 ペットショップで最優先されるのは「いかに利益を出すか」ということ。動物は“鮮度が勝負”の商品にすぎない。


「ウチの店のバックヤードには、何年も狭いキャリーケースに閉じ込められたま、死ぬ時を待つ動物がたくさんいました」


以上、記事より抜粋転記。
啓発活動をすると

うちはペットショップで買ったから
責められている様な気がする、とか

ペットショップでしか
出逢う場を知らなかったし
ひと目見て、この仔だって思った
その事を否定される気がする。

そんな声を耳にする事があります。
ペットショップで買った事を
『責める』『否定する』なんて
おこがましい気持ちは
これっぽっちもありません。

家族に迎えた仔達が
愛情を貰い、最期まで
安心して暮らせる事が
何よりも、大切な事ですから。

私は、動物愛護の啓発活動は
『近い未来』の為の
活動だと思っています。

啓発によって
残酷な現実を知った事で
何も知らなかった『過去』から
新たに、命が護られる『未来』への
道を選択して頂きたい、と
その想いだけで、伝えています。

過酷な環境で、愛情も貰えず
淋しさ、哀しみ
痛み、苦しみだけの世界しか知らず
亡くなった多くの命の為にも

『誕生』そのものが
苦痛でしかない命を
増やさない、産ませない
そんな明日(未来)は
私達の選択で
叶うと信じています!