こんにちは、

 

キャリアアドバイザーのモモコです。

 

今回はですね、

 

私の”挫折体験”について。

 

 

 

私、人生初の挫折が就活だったんです…。

 

 

 

学生時代、勉強はまあまあできた方で、コツコツ努力すれば、結果がアップしてきました。

 

地元の中学では、いつも学年上位の成績でした。

 

成績上位だったおかげで、高校は推薦で合格できました。

 

大学受験の勉強もコツコツ頑張り、ストレートで合格を手に入れることができました。

 

 

…こういう背景からですね、

 

就活の時、

 

面接官の方から「今まで挫折した経験はありますか?」と聞かれた時、答えに困るほど、挫折と言える挫折がなかったんです…。

 

(まさに就活=挫折だとは後々認識することに…😭)

 

 

 

これまでの人生でうまくいったように、100点満点の回答を用意すればうまくいく、そう思ってました。

 

マニュアルに書いてあるポイントを踏まえて、暗記するレベルで覚えていけば、きっと面接も難なくこなせるだろう、そう思ってました。

 

 

 

でも、全然そんなことありませんでした…。

 

 

 

なんだろう、

 

全力でバットを振ったのに空振り、

 

みたいな感覚。

 

 

 

こちらは、

 

この言葉を出せばきっと評価されるだろう

 

とあたりをつけて語るんですけど、

 

相手の顔を見ても、いまいち刺さっていない様子…

 

 

 

 

あれ、思ってた反応と違うな…

 

これが私が初期段階で感じていた「違和感」でした。

 

 

 

その後、1年間内定ゼロという状況に陥って、

 

あ、ほんとにやばい。

私、無理かもしれない。

 

と”挫折”をひしひしと感じていった、という流れです。

 

 

 

 

なぜ友人の多くはサクッと内定を獲得しているのに、私は内定をもらえないのか。

 

なぜ頑張って準備しているのに、空振り状態なのか。

 

内定獲得できる人と内定獲得できない人には、何か大きな違いがあるのだろうか。

 

 

 

そんなことをずっと考えていました。

 

でも当時は答えが見つからず…。

 

 

 

当時は、1日でも早く、「内定」というワードを聞きたい。

 

自分に内定をという言葉を与えてくれる企業ならば、どこでも行きますよ、、、という弱気さでした。

 

粘って粘って粘り続けた結果、2社から内定をいただくことができました。

 

 

 

 

 

 

 

■私が犯していたミスとは?

 

今振り返ると、

 

これが致命的なミスだったな、

 

と思うことがあるのでシェアさせてください。

 

 

私がうまくいかなかった原因、

 

それは、

 

①自分に対するリサーチが不足していた。

②100点満点の回答に固執していた。

 

ということなんです。

 

 

 

①について、

 

自分という人間を分かっているようで、全然分かっていなかった、というのが本音です。

 

自分がどういう時に嬉しさや喜びを感じて、

 

どういう時にストレスを感じて、

 

何が楽しくて、

 

何が悲しいのか。

 

どんな生活に憧れていて、

 

どんな生活を避けていきたいのか。

 

憧れる人は誰で、

 

憧れない人は誰なのか。

 

今の自分を支えている原体験はなんなのか。

 

モチベーションの源泉はどこなのか。

 

 

 

これら、全部言葉にできますか?

 

当時の私はできませんでした。

 

 

自分という人間に向き合ったことがなかったから、

 

どう表現したらいいのか全然分からなくて、困りました。

 

 

 

分からなくて困ったから、

 

マニュアルに頼ったんです。

 

マニュアル(面接対策本)に載っているポイントを抑えて、自分なりにアレンジすれば、どうにかなるだろうと思って。

 

100点満点と思える回答を用意して、暗記して、面接に臨みました。

 

 

 

結果、惨敗です。

 

 

 

惨敗の原因は、100点満点の回答に固執したから。

 

 

 

 

今、人材業界で勤務して分かったことは、

 

企業側(採用側)は別に100点満点の回答なんて求めていない、ということなんです。

 

知りたいことは、

 

マニュアルに載っているような

 

「きれい」な回答

 

じゃなくて、

 

あなたという人間についての詳細情報

(歴史・価値観・ビジョン)

 

なんです。

 

 

 

 

 

会社=チームなので、

 

チームの価値観にフィットするか、

 

チームメンバーとフィットするか、

 

チームのビジョンにマッチするか、

 

そこを面接で見ています。

 

 

 

だから、1人の人間として、何を考え、何に価値を感じ、どんな未来を目指したいのか、語れないと、そもそもお話にならないという感じなんです。

 

 

 

 

もし、今のあなたが過去の私のように、

 

・なかなか面接がうまくいかない

 

・自己分析でつまづいている

 

・自分のアピール方法がわからない

 

という状態であれば、

 

どうか安心してください。

 

 

 

自分に対するリサーチを徹底すれば、自ずと回答が見えてきます。

 

やることはシンプルで、

 

とにかく

 

言語化

 

の繰り返し。

 

 

 

 

結局、感情を抱いていても、それを言葉にできないと、相手に伝わらないので、

 

相手に伝えることができるよう、

 

言葉として整理していく行為

 

がめちゃくちゃ重要になります。

 

 

 

 

自分は1人だけど、

 

あえて、

 

もう1人の人間

 

として、

 

調査対象の被験者

 

みたいな感じで分析していくことが必要です。

 

 

 

こういうシチュエーションだと、この被験者はどういう感情を抱くのか、どんな反応を示すのか、前後の変化は、みたいな感じ(笑)

 

 

 

ちょっと変な感じだとは思いますが、

 

これぐらい徹底して分析していくと、

 

自分という人間の輪郭が見えてくると思います。

 

 

 

 

自分という人間が分かれば、あとは結果をもとに、ベストな選択をしていくだけ。

 

意外と簡単です!

 

 

 

 

私自身、今も自己分析を続けています。

 

どういう時に楽しさ・嬉しさを感じるのか、

 

どういう時に苦しくなるのか、落ち込むのか、

 

日々変わっていく自分の価値観をキャッチアップしていくのは楽しいですよ。

 

 

 

参考になれば嬉しいです!

 

モモコ