今シーズン初のアルペンスキー観戦、第一戦はインカレのGS。

場所は岩手県安比高原。


数年前の国体観戦以来です、電車で行くと意外と近いなというのがまずは思った印象。ただ、盛岡からはアクセスはちょっと不便です。バスが少ないからね。


さて。今回分かったことは・・・

観戦するのは想像以上に緊張します。

そして、朝からソワソワします(笑)


 花咲くももん日記   花咲くももん日記

東北方面は晴天率があまり良いイメージ無いのですが、この日もやや雪混じり。

ただ、吹雪ということはなく時折強い突風が吹くものの、視界は良好。ゴールで立っているのは寒いのですが、観戦日和となりました。


各大学の幟が上がっていて(学生が準備していました)、大学対抗戦という色合いの強いゴール風景でした。ところどころにOBなどの姿もチラホラ。やっぱり母校の後輩達の活躍は気になるところなんでしょうね。


ゴールからは見晴らしが良く、コース後半が見渡せるので、タイム掲示板と滑りをと見比べながら観戦することが出来ます。この日も安比高原は一般のお客さんも沢山来ていて、選手の滑りを見ている方も沢山いました。

実際、国内学生のトップ選手も多く出場しているこの大会、もっと観客が多くたって良いのにと思いつつ。。。


数名、高校生の頃から知っている選手がすでに4年生となり、学生最後のインカレとなった滑りも見ることが出来たことは私にとってもとても嬉しい一幕となりました。


大学に入り得た沢山の時間を、どのように使ったか・・・が様々な意味で如実に顕れる場所であるとも感じました。それは滑りの内容や結果だけでなく、何を感じたか、何を得たかにも。そうおもいます。


それまでの成績や環境や肉体的な成熟度・・・そういった選手としての優劣が多少なりとも影響していたであろう高校生時代とは違って、唯一全ての選手に平等に与えられる「時間」をどう使ったかで、大学の4年間には全く違う選手環境を生きて行くことになるから。


周りに与えられ、自分の意思決定だけでない環境から、自身の強い意志の元に意思決定し過ごす時間のなかで、選手としてどう成長して行くのかが大学という時間の中で飛躍する選手の特徴だと思います。


一つのことを続けてきた、ただそれだけでもとても素晴らしいことであると思います。

だからこそ、手にした「選手としての時間」を大事にして欲しい。


私自身は、このインカレ観戦と応援とを初めてして・・・

とってもとっても悔しい気持ちになりました。

やっぱり笑っているほうが嬉しい!のです。応援するほうもね。

「勝つ」環境、雰囲気。これを生み出すのも大事なことだと、自分自身の反省点も新たに見つかりました。勝負の世界は甘くない。

同時に、戦っている選手に影響を及ぼす周囲も、「勝つ」環境作りは大事だと改めて思いました。