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こんにちわラブラブ  ももんですチョキ


これからの夏が一体どれくらい暑くなるのか心配に

なってしまうようなお天気の今日この頃です。


一足早くビアガーデンに行きたくなってしまいますよねビール


スキーシーズンも落ち着いて、すぐに取り出す必要が無くなった

用具をしまうついでに、少し部屋の模様替えをしましたキラキラ


私の部屋には、これでも必要の無いものは寄付をしたり

捨てたりしたのですが、かなりの量の本がありますあせる


若干狭い部屋に積み上げてある本棚の整理もしようと

昨日は少し張り切って掃除もしてみました。


その折、ある本を読み直す夜となったのです。


ちょうど、私が小学生の頃だったでしょうか。


母の大親友でそれは敬謙なクリスチャンでいらっしゃる

保育園の園長先生(当時)からいただいた本です。


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  本 鳥になって 本


   親川 智子 著


   島袋 捷子 発行人

   ニライ社 発行元


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今は絶版となっているのでしょうか?


おそらく図書館などには置いてあると思うのですが

新書での購入はできないようです。


この著者の「親川 智子さん」は当時13歳11ヶ月

亡くなっているのです。


小学校5年生の時(1984年)に「骨肉腫」と診断され

右足を失い、長い癌との闘病生活ののち、わずか

14歳に満たないうちに生涯を終えました。


この本は彼女が長い闘病生活の中で

綴ったたくさんの詩集や日記が納められています。


思春期の頃、たくさんの、そして今振り返れば

思わず笑みさえ出るような小さな事に悩み、傷つき、

人間としての成長をしていくわけですが、

私は当時、何度もこの本の

言葉に支えられたことを思い出しました。


とてもまっすぐで


とても純粋で


とても前向きな


とても力強い


沢山の言葉と彼女の想いが一杯詰まっています。


私は中学2年生だった頃、国語の夏休の宿題で


「好きな詩集を沢山読んで、自分の詩集本をつくる」


というものをやったことがあります。


その時、勿論図書館に通っては、当時理解すら

出来ないような古典や流行の作家の本を

取り出しては、いくつかその中から

気に入ったものをリストに加えていました。


思春期の女の子ならではの・・・


チョット背伸びした?

選択だったと今は思えますが(笑)。


でも、その課題の詩集の中には、この「鳥になって

に集録されている彼女の詩をいくつも取り入れました。


本当に美しい、生命を感じさせる言葉の数々です。


この本の最初に載っている彼女の詩です。


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 ちっぽけでもいい


 まっすぐ前を向いて


 咲いている花が好きです


 たとえいじわるな風にたおされても


 また向きなおり


 咲きつづける花が好きです


 私は、強い人間ではないけれど


 今日一日をいっしょうけんめい


 生きてみようと思います


                    親川智子 


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  (注)関係者のかたへ。

  本よりこのブログで抜粋させていただきました。

  著作等で掲載することを禁止される場合は、すぐにご連絡ください。


私はいつも道端のタンポポや小さな花を見ると

この詩を思い出すのです。


そこに土があって、太陽があって、わずかな雨が降れば

たとえ一度摘まれても、また来年そこに花咲くんですよね。


生命を与えられた、その事に感謝していつも

生きていこう。


そのことを強く感じた、初めて彼女のこの本を手にした時に

感じたことを、昨夜は思い出しました。


お時間があれば、是非図書館などでお読みになってみてください。


いつにも増してまたパワーをもらった夜でした。


掃除ってなかなか良いですよねキラキラ


では皆様、素敵な一日をラブラブ


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