2012年。ももクロは、初の紅白出場を果たした。

高城れには「緊張し過ぎて、ほとんど記憶がない」と言う。

それでも、エンディングが終わって楽屋に戻ってくると、ポケットから、たくさんの紙吹雪を取り出して、年齢的な都合で途中までしか出演できなかった、有安杏果、玉井詩織、佐々木彩夏にプレゼントした。

自分自身の思い出は残っていないというのに、メンバーへの思い出だけは、しっかり持ち帰ってくるあたりは、彼女の本質を見た気がする。

甲子園では敗退すると、グランドの砂を、持って帰る。

たた、紅白の紙吹雪は、「来年も出場しようね。そして、今度は最後までステージにようね」という“約束”。

実際、有安杏果の財布には、昨年の紙吹雪がまだきちんと残ってた。

リーダーの百田夏菜子も持ち帰ってはいたのだが、テンションがあがりすぎて、みんなに配るのを忘れてしまい、さらにそのままクリーニングに出してしまったために、ただのゴミに変えてしまった。

そんなちょっと抜けたところがある、リーダーを、しっかりと支える”お姉さん“が、高城れに。なんとも絶妙なバランスではないか。

クイックジャパン112高城れに【生まれつきの笑顔】より


 

 



 

 



 

 



 

 



もっといい画像ないんかい?༼⁠;⁠´⁠༎ຶ⁠ ⁠۝ ⁠༎ຶ⁠༽