先日の神宮外苑いちょう並木で、注目したのが”三菱スタリオンGSR-VR”でした。
自分が一番最初に入った会社の上司がスタリオンに乗っており、当時は憧れの存在
でした。
スタリオンは当初ランサーセレステの後継車として開発がスタートしましたが、当時
提携関係にあったクライスラーからアメリカ市場向けにベース車両をギャランΣ・Λと
するように指示がありました。
1980年頃の電産用紙に描かれたスケッチとファイナルレンダリングになります。
デザインを担当したのは青木秀俊さんで、タイヤのレタリングに自分の名前が描かれて
います。
当時の三菱自動車は長岡秀星さんのイラストを多用するとともに、車名の”スタリオン”や
エンジンに”シリウス”といった宇宙やSFと彷彿させるネーミングが付けられました。
当初より競合車をポルシェ924を意識しており、1984年にブリスターフェンダーと
なった944が登場した後、1987年に”ワイドボディ”が登場しました。
ポルシェ944と比べるとスクエアな形状ですが、今見てもよくまとまっていると思い
ます。
スタリオンGSR-VRはTVドラマ「ゴリラ・警視庁第八捜査班」にガルウイングドアの
車両が導入され、当時限定5台が販売されたといいます。
個人的には「あぶない刑事」のレパードよりも未来的でかっこいいと思っており、
もっと人気が出てもよいと思います。
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