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先日カーデザインのアーカイヴで『C140』のデザインプロセスが紹介されていましたので、チェックしてみました・・・。

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デザイン案をリードしたのは日本でもお馴染みの”オリビエ・ブーレイ氏”・・・。

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1987年にダイムラーに入社し”W140”のデザインを経験した後”C140”のデザインをまとめあげた実力を評価され、その後”W202”をデザイン・・・その後は一旦スバル(富士重工)で”レガシー”や”初代インプレッサ”を担当した後、再び1992年にダイムラーに戻り、2001年にはダイムラーグループに統合された三菱自動車の”コルト”や”グランディス”を担当した後、2004年には横浜市にあったダイムラーの日本デザインスタジオを任されました・・・。

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今までの”ブルーノサッコ”時代の作品とは違い、異形ヘッドライトの採用やフラッシュサーフェイスしたボディの面処理が新しい時代の到来を感じさせました・・・。

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新人デザイナーもSクラスのクーペのデザインとあって、制約も少ない伸びやかなラインで気持ち良さそうにスケッチを描いていますね・・・!?

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アイデアスケッチと併行して1/5クレイモデルの製作も進められていきます・・・。

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初期のデザインスケッチを眺める”ブルーノサッコ氏”・・・目をつぶって何を考えているのでしょうか・・・??

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製作が完了して棚にストックされる”1/5モデル”・・・当時の外装色に塗られているのをお分かり頂けるでしょうか・・・?? ”ブルメデ”と同じ#929・ノーティカブルーのモデルも右中段にありますね・・・!?

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一次の”C140-1”のモデルは”R129・SL”の面影がところどころ残っていますね・・・!?

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一次モデル承認後に描かれた”デザインスケッチ”ほぼほぼイメージの方向性は固まり、細部のリファインが図られていきます・・・。

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二次1/1クレイモデル製作風景・・・ご覧の通りまだ”CAD”はごく一部しか採用されておらず、ほとんどがアナログ(手)作業で今では考えれない程の労力がかかっています・・・。

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インテリアも1/1のモデルを製作し、人間工学的な検証からテクスチュアの確認までしっかりと行われていました・・・。

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”ファイナルレンダリング”2枚目は”アルダマインレッド”と”アズライトブルー”の組み合わせでしょうか・・・素敵ですね・・・♪

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1998年9月までの6年間に2万6,022台が販売されましたが、最近では見かけることはめっきり少なくなりました・・・。
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