一卵性の双子を妊娠後、双胎間輸血症候群の疑いが指摘されて入院して1週間後のことでした。
双子に羊水量の差があり、多い子の方は最大深度9センチを超えていました。
そこで、念のため、糖尿病によって羊水が増えているわけではないことを確認するため、妊娠17週のころにブドウ糖負荷試験ををすることになりました。
入院先の病院では、朝起床後の試験でした。
6時に起きて、まず採血。
そして、ブドウ糖のサイダーを5分以内にいっき飲みして、
その1時間後、2時間後にまた採血、という流れでした。
そして、この日が偶然にも、双胎間輸血症候群のレーザー手術の日。
結果が、手術の前に出ました。
結果は、、、、、
なんと、ギリギリ基準にひっかかり、妊娠糖尿病の診断になってしまいました><
血糖値の下限基準が
ブドウ糖飲前:92以下
1時間後:180以下
2時間後:153以下
のところ、
私の血糖値は
ブドウ糖飲前:80 (<92)
1時間後:177 (<180)
2時間後:156 (<153)基準オーバー
で、本当にギリギリ、、、、、。
ブドウ糖溶剤の点滴をしている中での、検査だったので、
正直なんとか見逃してほしいところではあったのですが、
手術の前に、
「糖尿病との判定になったので、
今後、食事療法と、毎食前後に血糖値の測定をしてもらいます」
との宣告。。。。><
手術翌朝、双子の一人を亡くしたショックの中、
早速、血糖値の計り方の説明が淡々とされました。。。。。
入院中の食事もこれまでは産婦食だったのが、糖尿病食に変更されていました。
産婦食は通常よりエネルギー大目に、通常のメニューにチーズや牛乳やおやつパンなどが追加されているのですが、糖尿病食になるとそれらは全部カット。
1日のカロリーの1840キロカロリーにおさえられていました。
通常妊婦さんだと2000とか2200とかとるのが目安と言われていたりするので、それに比べると少ない、、、、
そして、何より悲しかったのが、カレーが食べられない、、、、ということです!!!
小麦粉や油を使ったカレーは血糖値が上がりやすく下がりにくいメニューのようで、
糖尿食ではこれは出ません。
他の妊婦さんがカレーを食べていて、カレーの匂いがする中、
ガマンしなければいけないのです、、、、
妊娠前働いていたときは、近くに美味しいインドカレーやさんが何軒もあったので、週2くらいでカレーを食べていた私にとって、大好きなカレーを食べられないのはちょっとしたストレスでした、、、、笑
でも、幸いにも(?)基準値ギリギリでひっかかったからか、
糖尿食に変えてから、血糖値がオーバーしてしまうことは一度もなく、
先生からも
「全く問題ないねー。」
と言われたのをいいことに、許可をとって血糖値に問題なければおやつ(ヨーグルト、シュークリーム、チョコレート、チーズケーキ)を食べたりできました!
張り止めの点滴(ウテメリン)が外れている時期は、外出や外泊もできたので、このときにはカレーや焼肉、中華のフルコースなどなど、好きなものを楽しめました!
血糖値のコントロールがうまくいかないと、赤ちゃんが巨大児になってしまったり、早産、妊娠高血圧症候群、羊水過多などになりやすかったりと、リスクが増してしまうので、血糖コントロールは必須かつ重要です。
外食時も、しっかりと血糖を測るようにしていましたが、一度もオーバーすることはありませんでした。
小まめに血糖を測っていると、だんだんどれくらい食べるとどのくらい血糖値が上がってしまうのかがわかってくるようになったので、大好きなカレーを食べるときは、とくに血糖値の上がりやすい炭水化物を控えめにしたりと、自分で調整して、ストレスを貯めない程度に何でも好きなものが食べれました。
妊娠糖尿病は数年前に基準が厳しくされて、いまや妊婦さんの10数パーセントは妊娠糖尿病だと言われているみたいです。
妊娠中はインスリンの働きが弱まることで、妊娠糖尿病になるので、たいていの場合は出産後は問題はなくなるそうですが、妊娠糖尿病になった人は、将来的に糖尿病になる可能性もやや高いそうです。
いままで血糖値なんて全く気にしたことがなかったのですが、
今回ひっかかったことで、食生活に気をつける、いいきっかけになったかな、と思います。
長い入院生活も4か月目。
主人とは離れて暮らしているのですが、
自分がこれだけ食事に気を付けていると、
主人の食生活が心配でたまりません、、、、
炭水化物ばっかりの食事とか、朝抜き、夜抜きとか極端な食事とか、
夜遅い時間に食べるスナック菓子とか、、、、
退院して赤ちゃんと一緒に戻ったら、
きちんとした食事を食べさせたいなーと思います。
慣れない育児の中、そんな余裕があるのかどうかワカリマセンが、、、
オイシックスとかいろいろ活用したいなーと妄想しています♪