桜も開花し、少しずつ春めいてきましたね。

かなり久しぶりのブログの更新です。


確定申告の期限は過ぎていますが、
遅ればせながら医療費領収書の整理をはじめました。

整理してみて、びっくり、

昨年は不妊治療のために56日も通院していました!

妊娠陽性判定が出てからの診察も含めると、60日超えです。。。


よくもフルタイムで働きながらこんなにも通えたもんだと、我ながら関心してしまいました。


私の不妊治療歴をざっとふり返ってみます。


■自己流タイミング法(1年)

夫婦とも早く子どもが欲しかったので、
結婚後すぐに自己流タイミング法からスタート。

最初の頃は、数か月ですぐに授かるものだと思い込んでいました。


■不妊治療クリニック通院にてタイミング法(半年)

丸1年経っても授かることはなかったので、
不妊治療クリニックに通院をはじめました。

とくに不妊の原因は見つからず。
先生から早めに人工授精に切り替えてみてもいいかも、とは言われていましたが、
主人のほうが抵抗感があったようで、
タイミング法にてしばらく自然のなりゆきにまかせることに。


■数か月のおやすみ

引っ越しや、家族のことなどいろいろあり、
数か月は不妊治療の通院をおやすみして、何も意識することなく過ごす。


■人工授精(6回)

自然のなりゆきでも全然妊娠する気配がなく、
主人を説得して、人工授精に挑むため、不妊治療クリニックへの通院を再開しました。

最初の数回はこれで子どもを授かれるかも、、、と希望に満ちていたものの、

6回チャレンジして、内3回はクロミッドを使用しての複数排卵でしたが、

まったくかすりもしませんでした。


■体外受精(移植2回)

これ以上回数を重ねてもどうなるかわからないので、意を決して、体外受精に挑むことに。

治療開始時は「コウノトリが、、、」なんて言っていた主人も、もうこの頃には治療に対する抵抗は全くなくなっていました。


すると、1回目の移植から妊娠陽性反応が!
残念ながら初期流産に終わってしまいましたが、
2回目の移植で、今回の妊娠につながりました。


結局、何が原因で不妊だったのかはわからないのですが、

子どもを望んでから今回の妊娠判定が出るまでは、ほぼまる3年かかりました。


不妊治療中は、1日でも早く子どもを授かりたいという想いで、

何よりも治療を優先していた時期が長くありました。


世間はおやすみムードのゴールデンウィークも、
排卵誘発の注射が連日あるので、旅行など出かけず通院。


平日も、職場の上司の理解(不妊治療であることは伝えていませんでしたが)があって、
通院後の遅刻出勤。


出口が見えない中、何の問題もなく妊娠していくまわりの人を見ては、
わき起こる、なんで、、、、という思い、、、



授かりたくでも授かれない、、、、ということが、

こんなにも身近でよくあることなんだということを、身をもって知った経験でした。




春を少しずつ感じる今日この頃。


確定申告の作業で、かなり分厚く積みあがった医療費領収の束を見て、

いろいろな思いが込み上げてくるのでした、、、、。




そういえば、、

最近のニュースで、不妊治療費が民間の保険の給付の対象となるよう
金融庁が不妊治療保険の販売を促す、との内容がありました。
http://hokensc.jp/news/20160212-2/

なかなか商品設計が難しい分野だとは思いますが、、、、

どちらからの保険会社から、画期的な商品が販売されるといいな、と思います。


ちなみに、わが家は昨年1年で、100万円以上の不妊治療費を負担していますが、

所得制限にひっかかり、公的な助成は受け取れません。

共働きでがんばって稼いで、たくさん税金を納めて、

少子化対策に子どもを産み育てようとしているのにな、、、、



妊娠後の経過については、また別に書きたいと思います。