今回は私が見つけたシリコンバック豊胸のトラブルについてお話していきたいと思います。
シリコンバック豊胸とは
まず、シリコンバック豊胸は昔から存在する豊胸手術の1つで、認知度が高いと思いますが、そんなシリコンバック豊胸を説明していきたいと思います。
シリコンバック豊胸は、切開をして胸にシリコンバック(バック、インプラント)を挿入することによって胸を大きくする豊胸手術の一つです。メリットはシリコンバックの大きさを選べるので1回で好みのバストのサイズアップが出来ることです。一方でデメリットは切開をしなくてはいけないことで、メスを入れた場所の傷が残りやすい人が多くみられます。
シリコンバック豊胸は半永久的という間違い
シリコンバック豊胸は多くの人が半永久的だと認識していますが、それは間違いです。日本では未だに美容クリニックのホームページや広告などに、シリコンバック豊胸は半永久的と書いてありますので、間違った認識をしてしまうのはしょうがないことですが半永久的ではないことを覚えておきましょう。
対して、豊胸大国アメリカでは半永久的という認識はなく、米国食品医薬品局(FDA)も、シリコンバックには寿命があり取り出すことが必要だということを説明しています。米国食品医薬品局(FDA)が出している動画がありましたので参考にしてみてください。
シリコンバック豊胸で起こるトラブル
ここからは、シリコンバックで起こるトラブルを一覧にしてみました。
・カプセル拘縮(被膜拘縮)
・リップリング
・バック破損
・ダブルバブル
下記で詳しく紹介していきます。
カプセル拘縮(被膜拘縮)
カプセル拘縮(被膜拘縮)とは胸に挿入したシリコンバックの形が変形して硬くなってしまう症状です。シリコンバックを胸に入れると胸に異物を挿入することによってシリコンバックの周りに膜が出来ます。そして、その膜が炎症して起こります。シリコンバック豊胸をした胸の触り心地が硬くなったらカプセル拘縮(被膜拘縮)と言えるでしょう。
改善方法
カプセル拘縮(被膜拘縮)はマッサージをすることによって、硬くなったシリコンバックが改善されます。また、シリコンバックが硬くなる前からしっかりマッサージをすることでカプセル拘縮(被膜拘縮)を予防しましょう。
リップリング
リップリングとは、シリコンバックを挿入した胸のシリコンバッグの形が変形して波打つような形が出たり不自然な凹凸が出ていることが分かる症状のことです。シリコンバッグを動かすと盛り上がることもあります。原因としてはシリコンバックを入れる際に挿入スペースが十分に無いためシリコンバックの形が変形するからだと言われています。
改善方法
リップリングになってしまったら、摘出するか周りに脂肪を注入してスペースを作る必要があります。自ら治したり、自然に治るものではないので直ぐにかかりつけの医師に相談してみましょう。
バック破損
バック破損とはその名の通りシリコンバックが破損する症状です。生理食塩水バッグのような水のようなものですと、破損したら直ぐにしぼんでしまうので破損したことが分かりやすいのですが、近年のシリコンバックは液状のものが多く、破損しても気づかない場合が多いです。
改善方法
バック破損が分かったら直ぐにかかりつけの医師に相談しましょう、また近年の液状のタイプのシリコンバックだとどうしても気づかない場合が多いので定期的に検診することがおすすめです。
ダブルバブル
ダブルバブルとは、挿入したシリコンバックの位置がずれることによって胸の形が2重になってしまったり、段差のついたような見た目になってしまう症状です。サイズの合っていないシリコンを挿入したり、位置がずれてしまった時に起こります。
改善方法
ダブルバブルはマッサージをすることによって、ずれてしまったシリコンバックが改善されるといわれていますが、かかりつけの医師に相談ことも大事です。
最後に
こんな感じでシリコンバックによる症状を紹介していきました。シリコンバック豊胸は、とても有名な施術ですが、やはりデメリットはありますね。少しでも豊胸を考えている方皆さんの為になれば幸いです。
参考:THE CLINIC 寿命過ぎると危険!シリコンバッグ豊胸のトラブル10選